内容紹介
『アリス』『ファウスト』『悦楽共犯者』と、独自の映像世界を造形してきたシュヴァンクマイエルが チェコの民話「オテサーネク」を下敷きに描く現代の寓話。 赤ん坊のような木の切り株を見つけたホラーク。子宝に恵まれないホラーク夫人は、切り株をオティークと名付け、生きた子のように溺愛した。やがてオティークは異常な食欲を見せ始め、飼い猫や郵便配達夫、隣人を襲い・・・チェコのアートアニメーション作家として世界的に評価の高いシュヴァンクマイエルが、チェコの民話「オテサーネク」を下敷きに描く現代の寓話。ブラックユーモアとグロテスクさを合わせ持ち、観る者の「触覚」に直接訴える独自の映像世界。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
民話を基にしたダークホラー。子供のいない妻を慰めようと、夫・ホラークは木の切株を赤ちゃんの形に削ってプレゼントする。夫人がその切株に本物の子供のように接する内に、チェコの民話と同じように切株は生をうけ、周りのものを食べ尽くしていく…。
内容(「Oricon」データベースより)
チェコの奇才アニメ作家、ヤン・シュバンクマイエル監督が贈る長編映画。不妊症に悩む夫婦が巻き起こす惨劇をブラックに描いた異色ファンタジー。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
アート・アニメーションの世界的巨匠で、昨今日本でも高い人気を誇っているヤン・シュヴァンクマイエル。彼の最新作が待望の登場だ。といってもアニメではなく、実写長編映画。ある夫婦が木の切り株を子供に見立て、愛情いっぱいに育てていくうち、その子・オテサーネクは両親や村人たちまでもを食べてしまう……そんなチェコの怖~い民話をベースにしたシュールなホラー。シュヴァンクマイエルがベルリン映画祭で金熊短編賞を受賞した『対話の可能性』にも通じる世界観で、性欲と食欲に満ちたブラック・ワールドを少女の視点で映し出していく。切り株赤ん坊の足(要するに根っこ)が不気味に動くさまなど、グロテスク描写がスゴイ。特典の“動く絵本”も見モノ。 (米田由美) --- 2002年12月号