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この絵本、オテサーネクは、子供に恵まれない夫婦が木の根をこどもにみたてて育てることからお話が始まる。絵・文は、アリス等で著名な映画監督、ヤンシュヴァンクマイエル、その夫人が担当しており、彼女は夫が監督である同名の作品では美術を担当している。彼女の描く絵は人形的な骨組みで、違和感もあるが、色使いなど、妙にリアリティ溢れていて、現実と否現実の境界線をぼかしたような感じ。それが、木の根から生まれた「オテサーネク」になおの不気味さを与えている。子供が読めば、単純に怖い話なので、ハッピーな絵本に飽きたこどもなどに与えても面白がるだろう。大人ももちろん、違った意味で楽しめるはず。後書き、前書きも大人向けに書かれており、読み応えがある。
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