PracticalEnglishUsage(洋書)の日本語訳版ということで、かなり期待して購入しました。
しかし、勉強を進めていくうちに、気が付いた。助動詞の項目で、助動詞には二つのグループがある。それはbeとdoとhave、法助動詞を区別した解説。そして、非助動詞のbeとdoとhaveについては索引から参照するように喚起している。(普通に考えると非助動詞用法というのは動詞のbe,do,have以外にないのではないだろうか)
これを踏襲した書き方にするのであれば、不定詞や分詞の項目で、be動詞と和訳してしまうのは合点がいかない。(原文ではただのbe)
be助動詞、助動詞be,もしくは助動詞と分詞をひとつの動詞とみなした、動詞の一部のbeなどと和訳すべきなのではいのだろうか?この翻訳傾向は分詞の項目でhave動詞という言い回しを使っていることにも表現されている。
和訳に一度転換したならば、一貫性を持たせるためにもう一度推敲すべきだと思う。
せっかく助動詞と非助動詞用法の区別の大切さに触れているのに、本書自体で動詞と助動詞を好きな表現を使っているのではないかという謎が残る。
分詞の項目で、原文ではきちんと、助動詞のbeやhaveとともに使われるとなっている。この書き方ならわかるのだ。和訳版の分詞の項目ではbe動詞、have動詞。
こう書かれるとごく普通の一般動詞としか思えない。この和訳は助動詞と動詞をひとつの動詞と考えたときのBe動詞、Have動詞ですと主張されるなら、もはやそれは親切な解説とはかけ離れている。
せっかくの和訳なのに、原文でチェックしなければならないところに歯がゆさを感じます。