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オタクはすでに死んでいる (新潮新書) 新書 – 2008/4/15


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

テレビの企画で、いまどきのオタクたちに対面した著者が覚えた奇妙な違和感。そこから導き出された結論は「オタクはすでに死んでいる」だった。小さな違和感から始まった思索の旅はやがて社会全体の病にまで辿り着く。日本人はなぜ皆、コドモになってしまったのか。自由自在に飛び跳ねる思考の離れ業のダイナミズムを堪能出来る一冊。

抜粋

はじめに

 この本は「オタクと昭和の死」についての本です。
 このテーマについて最初に語ったのは、二年ほど前。あるイベントでのことでした。イベントのタイトルは「オタク・イズ・デッド」、つまり「オタクは死んだ」。二〇〇六年五月二十四日に東京新宿のロフト・プラスワンという会場でのトーク・イベントでした。
 
 私は「オタキング」などと呼ばれ、世間やマスコミからはいわばオタクの代表みたいに思われている人間です。『オタク学入門』『東大オタク学講座』『オタク論!』などオタクに関する著作も多く、東京大学でもオタクをテーマにした講義を開きました。また、MIT(マサチューセッツ工科大学)など海外での講義や講演もこなし、タイム誌やパリ・マッチ誌などでも「オタクの代表」として取り上げられています。
 そのオタキング自身が「オタクはもう死んでしまった」と宣言したのです。私の発言はかなりの衝撃と賛否両論の大激論を巻き起こしました。
 
 しかし、それだけの話なら、この前書きを読んでくれている皆さんには関係ない話です。オタク業界がどんな騒ぎになろうとも、ネットやブログ世界でどんな大激論になろうとも、一般社会には関係ない。そう考える人がいるかもしれません。
 
 でも、死んだのはオタクだけではないのです。オタクが成立するためには「高度消費社会」と「勤勉な国民性」の両立が不可欠です。つまり昭和後期型、言い換えると第二次大戦以降の日本という国自体がオタクを生んだ、と私は考えています。そのオタクが死んだと言うことは、消費社会と国民性の二つともが失われてしまった。
「失われた」というと否定的ニュアンスが強すぎるので、日本人は消費や勤勉の向こうにある、誰も知らない次のステージに入ってしまった。
 つまり、「昭和は死んだ」ということになります。
 このことに果たして、私たちは気づいているのでしょうか?
 
 現在の日本社会のインフラや社会システムの大部分は「国民とは昭和時代の日本人である」という大前提で構築されています。
 良く働き、良く貯金し、新製品や贅沢品に飛びつき、老後は年金や退職金で平和に過ごす人たち。
 世界でも有数の「離婚率の低い国」であり、子供たちは受験戦争を勝ち抜く戦士であり、画一化と揶揄されるほどの総中流社会。
 そんな日本は、もうどこにもありません。システムが変わったのではなく、私たち一人一人が、今やそういう「昭和の日本人」ではなくなってしまったからです。
「最近の若者は不気味だ」「理解できない」という人がいます。とんでもない。私たちがわからない、理解できないのは「最近の私たち自身」です。「昭和の日本人」ではなくなってしまった、自分自身ははたして何なのか?
 いつの間に「働くのは損」と考えてしまっているのか?いつの間に「ずっと子供でいられるのが幸福」と教えてしまっているのか?いつの間に「自分を守ってくれるのは自分だけ」と身構えてしまうようになったのか?
 昭和が死んで、次のステージに入ったことを、なぜ誰も教えてくれなかったのか?
 
 この本は、イベントで語った内容に大幅に加筆・訂正を加えて、書き下ろしました。もともとが「オタク向けの発言」なので、かなりマニアックな言い回しや例示も多く登場します。注意していただきたいのは、そういう「オタク内部の話題」をメインに進めるからと言って、「自分には関係ない」と決めつけないでいただきたいのです。
「昭和の死」「日本の変化」という問題自身、大きすぎて語ることも受け取ることも不可能である、と私は考えます。一人の人間のキャパシティとして、「大きすぎる問題定義」は受け取れない。受け取るためにはそれぞれの事象を単純化・モデル化して扱うしかないけど、単純化すると単なる「昔はよかった」「最近の若者はケシカラン」という意味のない繰り言になってしまう。
 なので、もっと扱いやすいサイズの問題を軸に論を進めたいと思います。「日本人論」としては巨大すぎて語ることも受け取ることもできない問題だけど、「オタク論」というパーソナルで卑小な切り口なら、抽象的な話やお説教に逃げ込まずに語ることができる。そう考えて、本書を執筆しました。
 
 オタクは死んで、昭和も死んで、それでも私たちは生き続けなければいけません。
 
 最初は「オタクが変わってきた」という話であり、それは次第に「オタクを生み出した土壌である日本の変化」へと繋がり、最後には「その中で私たちオタクや非オタク、つまり日本人はどう生きればいいのか」までかろうじて視野に入れながら話を進めたいと思います。
 
 いえ、話を急ぐべきではありませんでした。
 まずは、身近な変化、私個人の体験したほんの小さな違和感からはじめましょう。


登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/4/15)
  • ISBN-10: 4106102587
  • ISBN-13: 978-4106102585
  • 発売日: 2008/4/15
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (46件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 takeda99 投稿日 2012/7/22
形式: 新書 Amazonで購入
「オタク」という言葉の使われ方は随分と変わってしまったと思う。
元々は、二人称に「お宅」という単語を好んで使う人々を苦々しく思う人々が使い始めたものだった。初期「お宅族」の「お宅さぁ・・・」で始まる会話は自慢話か知識の押し売りであることが多く、聞いていて気持ちのいいものではなかったからだ。
それがいつの間にか、多種多様な「子どもじみた趣味」に没頭する人々全体を漠然と指す言葉へと変わっていった。
多分、この辺りが筆者の言う「オタク大陸」が最も豊かだった時期だろうと思う。
初期「お宅族」は恐らくやり方が下手だっただけで、自らの知識と知性を高め大陸全体を教化しようとした「貴族主義者」たちだったのだろう。
だが、彼らのある種献身的な努力に対して、オタク大陸」の外縁部でうろちょろするだけの半端者たちは、「単なる趣味の領域で教化などしていただかなくて結構」程度の感想しか持てなかった。

当時「お宅さぁ」と話しかけられるのが嫌で嫌でしょうがなかった大陸外縁部の第一世代は「オタクは死んだ」という実感をかなり以前から持っていたと思う。
悲しみでも喪失感でもなく、安堵感を伴ったその認識がどこから来ていたのか、この本を読んですっきりと理解できた。特定の小さなコミュニティの中であれ、マスメディアの中であれ、何だかやたらと大袈裟
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 アンリ 投稿日 2014/4/29
形式: 新書
1996年に出版した「オタク学入門」(太田出版)で、
それまでネガティブなイメージで受け取られることの多かったオタクの存在を「進化した視覚を持つ人間」と定義し、
日本の誇れる文化ですらあることを強調した筆者。
オタクが、傍目には社会に受け入れられてきた2008年に書かれたのがこの本だ。

タイトルからしてふざけている…というのは冗談だが、
自らオタクであることを自認し、「オタクはすごいんだ」と言い続けてきた人とは思えないテーマである。
では何をもって筆者は、このような本を書いたのか。

本の中では、まず触れられているのが、筆者が感じた違和感だ。
それはテレビ番組での収録でオタクとして登場してきた人に対する印象が大きかったという。

筆者の考えるオタクとは「何かを『好き』という気持ちを抑えきれずに人に伝えてしまう人」であったが
テレビ番組でオタクとされている人に触れてみると「自分が楽しいのが大事」というように、
尺度が個人の満足度になってしまったことをあげている。

その変質をもって筆者は「オタクは死んだ」というアングルを持ち、
オタクという言葉で定義してきたものが変質したことを分析していく。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Amazon Customer 投稿日 2013/5/5
形式: 新書 Amazonで購入
 最近「オタク」とは何なのか気になって読むことにしてみた。内容については他の方の書いてる通り、オタクという共同体、オタクという強い在り方の終わり(=死)について書かれているもの。

 自分は第三世代のぬるい隠れオタクというか、たまにアニメなりゲームなりに手を出すけど、特にカミングアウトもしていない、という人間で、そもそも「一般人」に分類されるかもしれない男だ。なので、ああそんな世界があったんだ、と思った。

 「第三世代にはクリエイター志向が少なく、同じくオタク文化を批判する感性をあまり理解できません。純粋な消費者として育った彼らがオタク文化を選んだ理由は、「もっとも面白くて理解しやすいから」、つまりオタク文化について深刻な疑問を持たずに育った世代、というわけです。」

という著者の解説も、まぁそんなものかなと思う。

***************

 中川翔子は1985年生まれのタレントで「オタク」として有名だが、匿名掲示板等では、女優の栗山千明(1984年生まれ)のほうが「ガチなオタク」だと言われている。
 実際は、中川は特撮やマンガなどが好きで、アニメはそこまででもないのに対して、栗山のほうはアニメにかなり詳しい、というところらしい。

 ただ、
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ねっとてんぐ 投稿日 2013/9/16
形式: 新書
 題名は『北斗の拳』の名セリフ「お前はすでに死んでいる」のもじりだと思ったのですが、どうもそういうわけではないようです。

 冗談はさておき、この本は書かれるべくして書かれた本だと思います。

 マンガやアニメについてはやたら詳しいが、社会常識を知らない生意気な若者とされていた「オタク」が、いつのころからか海外のアーティストたちから高い評価を受けるようになり、日本のあたらしい文化現象を表す言葉となって、われもわれもと「オタク」を名乗る人たちが増えた。いまでは若者文化のメインストリームになりつつある。私は本書の著者と同年代ですが、この現象にはどうも納得がいきませんでした。たとえば村上隆などはオタク文化をベースに創作活動をしているとされるが、その作品はどう見ても面白いとは思えない。秋葉原に並んでいるフィギュアも、なぜあのような値段がついているのかわからないし、それに群がってくるあんちゃんたちは、ただ欲望ばかりぎらつかせているだけのように見える。

 同じことはオタク本家の著者も感じていたようです。著者は「萌え」にたいする違和感を語ります(第2章「萌えはそんなに重要か」)。この概念はそもそも著者のような第1世代のオタクが使っていたものではなかったようで、著者が「萌えがわからない」といったら、若いオタクたちから「お前はオタクじゃな
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