前に発売された商品を持っていますが公式で初めてオズワルドの話を収録したのがこのDVDです。
1928年に配給会社のチャールズ・ミンツに奪われ、著作権は長い間ユニバーサルにあったオズワルドですが2006年の2月にディズニーの傘下にあるEPSNのスポーツ解説者、アル・マイケルズの移籍と引き換えに、ディズニーに返還されました。
以下、作品の内容を二つだけ記しておきます。
「オーホワットアナイト」
ダグラス・フェアバンクスが出演した「ロビン・フッド」をヒントにしてつくられています。ウォルトはダグラス・フェアバンクスのファンだったそうです。後のミッキーマウス作品である「ギャロッピン・ガウチョ」や、女の子のパンツが脱げて、オズワルドたちが宙にふわふわと浮くところが「プレーンクレイジー」を彷彿とさせます。
「ザ・フォックス・チェイス」
ミッキーマウス作品の配給先を苦労して探しているときに製作された作品。シリーシンフォニーの「狐狩り」や「ドナルドのキツネ狩り」の下敷きとなった作品です。ブロードウェイのコロニー劇場で上映された作品だとか。(ちなみに、蒸気船ウィリーとファンタジアが上映された場所です。)
収録されたオズワルドシリーズはネガすら残っておらず、世界中で可能な限りのプリントを探し、修復したといいます。家庭用の16ミリや海外で保管されていた映像のほかに、一九三〇年代に再編集された映像もあるそうです。すべてサイレント時代の作曲家、ロバート・イスラエルの音楽つきになっています。ちなみに、このDVDはオズワルドの作品すべてを収録したものではありませんが貴重な映像が見れる点がポイントかと思います。
映像特典のドキュメントである、彼の孫娘のレスリー・アイワークスが1999年に製作したアブ・アイワークス物語も必見です。