この名作については、今さら語る事は何もありませんが、引用されるネタ元としての、驚異的な人気に少し触れておきたいと思います。
オズの魔法使いから引用された映画、音楽など、ざっと思い付くだけでも
・エルトン・ジョンの"Good Bye Yellow Brick Road"
・エミネムの"Yellow Brick Road"
Yellow Brick Roadとは、主人公ドロシーが我が家を目指して旅をしていく黄色い道の事。アメリカ人は郷愁を感じる言葉なのでしょうか。
・映画スパイダーマンで、グリーンゴブリンが黒い煙を吹きながら飛行するシーンは、顔の緑色もあいまって、オズで西の魔女が飛行するシーンとクリソツ。
・映画ベティ・サイズモア。カンサスから来た女の子が不思議な旅をする、という設定で、作品中でもオズへの言及が見られます。
・映画ワイルドアットハート。赤いヒールを3度あわせるシーン、オズで故郷に帰る魔法のシーンのオマージュ。
・テレビドラマフレンズ。登場人物チャンドラーの台詞には、随所にオズからの引用が見られます。
"Ding-dong psycho is gone"(元はDing-dong the witch is dead)など。
・最近読んだ”テレビCM崩壊”という本では”もはやCMは、緑のカーテンの後ろにいる男があやつっているわけではない”という表現がありました。これ、オズのハイライトシーンのこと。
・我が国でいえば、千と千尋の神隠しも、よい魔女と悪い魔女を対比させる辺り、影響大かな。
まだまだ氷山の一角でしょう。
ついでに言えば、ゲイカルチャーへの影響も甚大。
アメリカ人にとって原体験のような映画なんでしょうね。アメリカ文化を知るには、何を差し置いてもまず見ておくべき映画だと思います。