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オスマンVS.ヨーロッパ (講談社選書メチエ (237))
 
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オスマンVS.ヨーロッパ (講談社選書メチエ (237)) [単行本(ソフトカバー)]

新井 政美
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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オスマンVS.ヨーロッパ (講談社選書メチエ (237)) + オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

トルコのマーチが聞こえてきた!!
――ヨーロッパが震えた400年西方に拡大し、世界帝国を目指すオスマン。宗教的寛容性と強力な中央集権体制を持つこの「先進国」の脅威こそが、ヨーロッパに近代化を促した。400年にわたりヨーロッパを震撼させ続けた「スーパーパワー」を描く。

〈本書の内容〉
●「トルコ行進曲」の起源
●ヨーロッパが震えた日々――オスマン帝国の発展
●普遍帝国オスマン――「壮麗者」スレイマン1世とウィーン包囲
●オスマン対ハプスブルク
●近代ヨーロッパの成立とオスマン帝国
●枠組みの転換――オスマン優位時代の終焉

内容(「MARC」データベースより)

近代ヨーロッパを生んだ影のスーパーパワー、アジア・アフリカ・ヨーロッパにまたがる大帝国=オスマン。この「先進国」の脅威がヨーロッパに近代化を促した。オスマン・ヨーロッパ400年の抗争を描く。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 232ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/4/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062582376
  • ISBN-13: 978-4062582377
  • 発売日: 2002/4/10
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 114,556位 (本のベストセラーを見る)
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
本書は四章からなるが、第一章でトルコ系民族を含む遊牧民の西漸の歴史(その中にはフン族やモンゴル族の西征も含む)が語られ、オスマン・トルコはその章の最後数頁でやっと登場する。第二章以降、オスマン帝国の発展とヨーロッパとの関わりが述べられるが、オスマン朝の系図や幾多の地図、絵、そして部分的だがポーランド、ハンガリー王家それにハプスブルク家の系図まで掲載されており、親切にも最後には索引までついていて、文章も平易で読みやすく、文句のつけようがない。オスマン帝国については新書「オスマン帝国 イスラム世界の『柔らかい専制』」という名著があり、本書でもオスマン帝国が何故当時のヨーロッパに対して先進国たりえたかについては同様の指摘がなされている。本書がユニークなのは、オスマン・トルコの通史にとどまらず、バルカン半島を征服してウィーンを2度も包囲するトルコの脅威に対して西ヨーロッパがどのように対応し、何を学びあるいは利用し、そして自らを近代化させて立場を逆転させるようになったかに目を配っている点である。したがって、簡潔ではあるが近代ヨーロッパ成立に至るヨーロッパの歴史(特に、ハプスブルク家とフランスの対立)の概略を学ぶこともできる。上記新書を始め個々のテーマに関してはより掘り下げた本があるが、時間的・空間的にこれだけ広範囲の歴史を扱い、しかも読み応え十分の本は他に思いつかない。ただ、オスマン・トルコが衰退期に入って以降の記述が駆け足になってしまうのが惜しまれる。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ogacho3
形式:単行本(ソフトカバー)
高校世界史の授業はどうしてもヨーロッパ中心に
世界史を勉強してしまう。
しかもそのヨーロッパ史がどのような背景を有しているかも
なかなか教えないのが大半の実情ではないだろうか。

宗教改革の背景にオスマンが存在し、
ヨーロッパ外交の原点にオスマンの影が存在し、
治外法権の原点もオスマンに存在する。

イスラーム史とヨーロッパ史の切っても切れない
関係を描き出している良書だと思う。
大学受験予定の高校生にも是非読んでもらいたい。

このレビューは参考になりましたか?
23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アキレスの踵 トップ1000レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
トルコ旅行に行くので買って読みました。塩野七生さんの本でトルコ史に興味を持ちました。彼女の著作は素晴らしいのですが、親ヨーロッパの立場から書いているので、その辺を補う本を探していて見つけました。従来のヨーロッパ中心史観に修正を迫る本です。欧米語を経由せず、直接トルコ語からトルコを学び研究する人が出てきたことは、うれしいかぎりです。

オスマントルコはコンスタンティノープル陥落後、ヨーロッパ地域に侵入して領土を増やし、一時的ですがローマ法王のいる国イタリアに、海と陸から同時攻撃をしかけておびやかしました。そのため西欧人は必死でトルコの情報を集めたのです。どうしてトルコは強いのか。西欧の人々はその理由を信仰の純粋性に求めます。偶像崇拝を禁じ、一切の妥協を排した厳しいイスラムの信仰。当時のカトリックは偶像崇拝を商品化して売っていたのです。キリスト教でも信仰の純粋化を図り強化しないとトルコに対抗できない、と考える人間が出ても不思議はありません。

こうしてコンスタンティノープル陥落から60年後、ルターの宗教改革が始まります。宗教改革の原因は複雑ですが、その遠因のひとつにトルコの存在があったことは疑う余地がありません。当時のトルコ皇帝はスレイマン大帝で、その治世にオスマン帝国は最盛期を迎えるほど強力だったのです。

近代以降、キリスト教国が世界を支配するようになると、かつてイスラム教徒のトルコ人を恐れ、支配されていたことが悔しくてたまらないから、トルコの悪口を誇張して広めた形跡があります。日本人はあまり自覚していませんが、これは日本が置かれた立場と酷似しています。東南アジア植民地の支配者だった英・仏・蘭・豪・米人から見ると、日本人さえ来なければ欧米植民地は安泰だったのです。それを失う羽目になったものだから悔しくてたまらず、意図的に反日宣伝を広めようとしたのと同じ構造です。この辺りの事情は、オランダの植民地人ルディ・カウスブルックの著書「西欧の植民地喪失と日本」に詳しい。
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投稿日: 2008/12/7 投稿者: 糸音
アラビアのロレンス
映画を見てトルコの歴史はとても長いことを知りました。
投稿日: 2008/4/15 投稿者: アマゾンアマゾンアマゾン
オスマン帝国の西洋史への影響がおもしろい
トルコ民族の起源から始まるオスマン帝国の歴史の概観も書かれているが、面白いのは第三章の「近代ヨーロッパの形成とオスマン帝国」だ。今まで勉強して来た西欧の歴史は、東... 続きを読む
投稿日: 2008/1/31 投稿者: shibchin
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