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56 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
精力的取材の成果,
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レビュー対象商品: オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (単行本)
以前からジェフ千葉のオシム監督のインタビューには注目していましたが、その言葉はそれまで歩んだ人生に裏打ちされている事がこの本で再認識できました。 旧ユーゴスラビアのナショナルチームの最後の監督という経歴で、祖国が分裂する騒ぎの中で 常に難しい舵取りをしなければならなかった経験が言葉に深みを与えているのでしょう。 それは次のような言葉にも表れています。 「私は別にテレビやファン向けに言葉を発しているわけではない。 私から言葉が自然に出てくるだけだ。しかし、実は発言に気をつけている 事がある。今の世の中、真実そのものを言うことは往々にして危険だ。 サッカーも政治も日常生活も、世の真実には辛いことが多すぎる。 だから真実に近いこと、大体真実であろうと思われる事を言うようにしているのだ」 オシム監督が東京五輪のユーゴ代表メンバーとして来日して、日本を相手に2ゴールを あげているのは知りませんでした。以前から日本と縁があったのですね。 現役時代はキープ力に優れていた選手だったので、彼がボールを持つと、 ラジオの実況でアナウンサーが「それではリスナーの皆様、しばらくは音楽をお楽しみ下さい」と いう逸話が笑えました。こういうユーモアセンスは好きです。 さらに驚いたのは、12年の現役生活でイエローカードを1枚ももらわなかった事です。 この本はサッカー好きには堪えられないでしょう。最初のページがストイコビッチの直筆メッセージです。 ジェフとレアル・マドリードとの親善試合の話、間瀬通訳の話やエピローグのPK戦も読ませます。 著者は本当に精力的に取材したという事が伝わってきます。スポーツが好きな人、 スポーツ観戦が好きな人にはお勧めの本です。 野球をベースにしたビジネス書が好きな人にも、一度読んで欲しいと思います。
83 人中、78人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なんだこの人?,
By 向 明 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (単行本)
勝ったのにうれしそうではない発言をするし…ナビスコカップで優勝しても胴上げは遠慮する。 あげくのはてには、年間を通して攻撃的なサッカーをしていたガンバこそ優勝にふさわしいと、まだリーグ優勝の可能性が残っているのに、そんなことを言う…。 サッカーにそんなに強い興味があるわけでもないのに、いつの間にか気になる存在として、新聞のスポーツ欄の片隅に載る彼の言葉を追うようになっていた。 そういえばジェフっていつの間に、こんなに強くなったの? むかしはJ2への降格争いで盛り上がってたチームだったはず。 オシム。何者? そんな興味で買ったこの本。 参りました。 読んでて何度も目頭が熱くなりました。 オシムさんの発する言葉と言葉のあいだには、修羅の世界がありました。 修羅場を乗り越えた人だからこその叡智! と思ったらこの人は、こんなことを言います。 「そういうものから学べたとするのなら、それが必要なものになってしまう。そういう戦争が…」 年末になって出会った今年ナンバー1の本です。
46 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
偉大,
By 未希 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (単行本)
こんなに素晴らしい監督の元でサッカーができる選手、そして応援しているサポーターは幸せだと思いました。 阿部勇樹選手がこの本で 「僕たちがこれだけ世話になったオシム監督に何が 恩返しできるかって言ったら、優勝しかないと思うんです。 監督が喜ぶ顔、その顔が見たいから。」 と言っていました。ナビスコ杯の決勝戦、そんな思いで あのボールを蹴ったんだ…と思うと目頭が熱くなりました。 ドラガン・ストイコビッチのメッセージの最後に書いてあった言葉。 この本を読んだ後、よく分かりました。 「彼は偉大であり、また偉大であり続けるのだ!」
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