本書と似た内容の書籍に「オシムの言葉」がある…
もしオシム個人の詳細な半生を知りたいのであれば、
そちらの方が内容としては充実しており、オススメ出来る。
では、本書の存在価値が薄いのかというと、そういうワケでは無い、
本書のウリは後半にまとめられた「オシム語録」と、客観的な内容の記述
にある、ことに「オシムの言葉」は、オシムとユーゴスラビアへの過剰な
思い入れが強く全面に出すぎており、客観的とは言えない内容だからだ。
また「オシムの言葉」はイビチャ・オシムという個人に焦点をあてた
ものだが、本書は「オシムのサッカー観」にウェイトを置いた内容であり、
そういった情報を求めるのであれば、本書の方がオススメといえる。