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オカメインコに雨坊主 (ポプラ文庫ピュアフル)
 
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オカメインコに雨坊主 (ポプラ文庫ピュアフル) [文庫]

芦原 すなお , おーなり 由子
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 546 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

『ミミズクとオリーブ』ファン、必読!
直木賞作家・芦原すなおが贈る、めっぽう愉快で温かい“スローノベル”

偶然たどり着いた美しい山間の町で暮らし始めた画家の「ぼく」。
大人びた口調がなんとも魅力的な小学生チサノの家に居候し、
哲学的な思考をする英語教師ノートンとお酒を飲んだり、
梅雨明けを教えてくれるという「雨坊主」に出会ったり……。
個性豊かな住人たちに囲まれながら、ゆるゆると過ぎてゆく「ぼく」の毎日を、
ユーモラスかつ心温まる筆致で描き出した7編を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

乗る列車をうっかりまちがえて辿りついた村。ユニークでちょっと不思議な住人たち、静謐で馥郁とした時間、そして呼び覚まされる懐かしい記憶の欠片…よろず屋のばあちゃんとその孫娘チサノの家に居候するうちに、画家の「ぼく」の心は温かく満たされてゆく―。生きることの愛しさが心にあふれる、至福の“スローノベル”。

登録情報

  • 文庫: 203ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2009/11/6)
  • ISBN-10: 4591114422
  • ISBN-13: 978-4591114421
  • 発売日: 2009/11/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 157,523位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cuna
形式:文庫
乗る電車をうっかり間違えてたどり着いた町で暮らす画家のぼくと、住人たちが織りなす七つのお話。
こましゃくれた口ぶりがおかしい小学生のチサノや、夢見る哲学者のような英語教師のノートンなどなど、
登場人物が大変ユーモラス。チサノのうちの猫ミーコや、ご近所のおたまさんの飼い犬だったシロ、
梅雨入り、明けを教えてくれる雨坊主など、人ではないものたちの描写も、非常に愛嬌があって微笑ましいです。
夢と現が交錯するようなちょっぴり不思議なことも起こります。
単行本のレビューにもありましたが、梨木香歩さんの『家守綺譚』とどこか似た空気のある作品です。
一話一話ほのぼのしていて味わい深いのですが、最終話の数ページを読んだとき、
生きていくことの理のようなものがやさしく立ち上ってきたような……
癒される、心が温まるというだけではない、深い感動が心に広がって、泣きたいような気持ちになりました。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 乗る列車をうっかり間違えてしまったために、どことも知れぬ町に運ばれた画家は、ひょんなことからその町の家の離れで暮らすようになります。そうして、そこで暮らすうちに、物語の語り手である画家は町の住人たちと言葉を交わすようになり、ちょっと不思議な体験をしていきます。どこか夢のような、なつかしい気持ちを呼び覚まされるような、そんな出来事に遭遇したり、妙なモノとめぐり会ったりするんですね。スケッチブックにさらさらっと絵を描く感じで、画家が綴っていく不思議の話たち。「オカメインコ」「やまざくら」「雨坊主」「ほおずき」「ねえや」「ブランコ」「ミーコ」の七つの話が収められた連作短編集です。

 アイルランド出身の英語の教師・ノートンや、よろず屋(画家は、その離れに住んでいる)のばあちゃんの孫の小学生・チサノ、よろず屋で飼っている猫のミーコ。彼らと画家の「ぼく」との心が触れ合う様子は、見ていてあたたかなぬくもりを感じました。ふわっと心がなごむような会話なんだけれど、そこには時折くすりとさせられるとぼけたおかしみもあります。なかでも、「ぼく」とノートンが交わすやり取りに、生命の不思議へと思いを誘われてしみじみとさせられました。

 ほのぼのとした、やわらかなファンタジーの香りがする作品の空気は、どこか、梨木香歩さんの『家守綺譚』に似ている気がします。そして、丸山薫の「汽車にのつて」という詩の一節が語りかけてくるようにも思いました。<< 日が照りながら雨のふる あいるらんどのやうな田舎へ行かう >>と。

このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬鳥777 VINE™ メンバー
形式:文庫
芦原すなおさんの作品は今回が初めてとなります。
読み終えてみますと、フィクションもののとある田舎のお話で、
とても情緒あふれる内容でした。

「生と死」「人と人の繋がりや優しさ」などをうまく描いてあります。
自分が生まれも育ちもずっと東京で田舎というものがなかったので、
わくわくしながら読むことができました

実はオカメインコを飼っているので購入してしまいましたが、
そのオカメインコは1章と最終章に出てくる程度です(笑)
そしてオカメインコが主人公でもなければ、オカメインコのお話でもありません。
しかしこの本でオカメインコの存在は、「生」の象徴と描かれているように感じました

普段ノンフィクションの本しか読まないのですが、たまたま手に取ったこういう本も面白かったです。
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