トーンを使ってないわけじゃないんですけど、トーンが目立たないマンガです。
手抜きに見えないこともないんですが、この画風が独特の雰囲気をかもし出してます。 いいですね。
ストーリーもいい感じです。
主人公シリウスは怪物掃除職。主な目的は「人々の平穏を守る」こと。
平穏を守ることには世界の常識を守ることも含まれており、「怪物なんて存在するわけない」と思わせるのも業務の内です。
ですから、怪物と戦い、怪物のさらった赤ん坊を無事に取り戻し、見事怪物を撃退しても
「あ、すみません。こいつ酔っ払っちゃって!」
と、物音を聞きつけたオバサンに説明します。
「怪物なんて、いないことになってるんです。
いないことにしておけば、彼等は安心して毎日を暮らせるでしょう?」
もちろん、そんな感じですから、誰もシリウスを褒め称えません。
シリウス達の活躍はなかったことにされてしまいますから。
「誰も知らないから意味がないとは僕は思いません」
それでもシリウスはそう呟き、人知れず戦い続けます。 いいですね。
コメディ要素もけっこういいです。
シリウスは銃で怪物を撃退するのですが、弾丸費は全部自腹です。
ですから、シリウスの射撃は正確です。
「給料日までカップ麺・・・ああ!ついに給料日まで水だけに!」
お気に入りのセリフです。