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オウルの奇跡―フィンランドのITクラスター地域の立役者達
 
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オウルの奇跡―フィンランドのITクラスター地域の立役者達 [単行本]

ミカ クルユ , 笹野 尚 , Mika Kulju , Jukka Viitanen , 末延 弘子 , ユッカ ビータネン
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

フィンランドのハイテク都市建設はいかにして成されたか。この地域には、産業クラスターの本質が見事に現れている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クルユ,ミカ
1969年アラトルニオ(オウル北方125km)生まれ。オウル大学でフィンランド史および北欧史を学ぶ。1995年より編集者となり、1997~1999年まで「オウル大学新聞」の編集長を務める。その後、ライター、編集者、出版プロデューサー、テレビ・ラジオのエディターとして幅広く活躍。1997年以降、歴史、スポーツ、ビジネスなどのノンフィクション分野で様々な作品を著す。なかでも、1939~1940年のフィンランド・ソ連の冬戦争におけるRaate Roadの戦いを描いたベストセラー歴史書の著者として有名。著作のいくつかは、英語、スウェーデン語、エストニア語、ロシア語に翻訳されている。『オウルの奇跡』は、2002年にAjatus Kirjat社から出版され、ノンフィクション作家としての出世作となった

末延 弘子
東海大学北欧文学科卒、タンペレ大学フィンランド文学専攻修士課程修了。フィンランド文学情報センター勤務。フィンランド文学情報サイトを五十嵐淳氏と主宰。フィンランド文学協会、カレヴァラ協会会員。2007年度フィンランド政府外国人翻訳家賞受賞。横浜市在住

ビータネン,ユッカ
フィンランド大使館・フィンランド技術庁技術参事官。1966年フィンランド・オウル生まれ。1990年トゥルク経済経営大学卒、1998年経済学博士号取得(トゥルク経済経営大学)。東京大学社会情報研究所研究員、フィンランドセンター(東京)所長、Asia‐Pacific Insight Corp社のCEO(創設者)などを経て、2004年より現職。専門分野:ICT・バイオ・健康福祉産業等における技術の商業化および国際ビジネス開発、ナショナルイノベーションシステム、地域イノベーションシステムなど

笹野 尚
日本政策投資銀行・設備投資研究所主任研究員(経済経営研究グループ)。1960年三重県生まれ。1983年一橋大学卒、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。1995年米プリンストン大学ウッドローウィルソン大学院ミッドキャリアフェロープログラム修了。同行地方開発部、調査部、東北支店などを経て、2004年より現職。専門分野:産業クラスター、地域産業戦略(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 218ページ
  • 出版社: 新評論 (2008/01)
  • ISBN-10: 4794807589
  • ISBN-13: 978-4794807588
  • 発売日: 2008/01
  • 商品の寸法: 21.4 x 15 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By マルチちゅ トップ1000レビュアー
形式:単行本
 本書はIT立国フィンランドのITクラスター都市、オウル市のITクラスター形成の歴史を、そのベンチャー企業群や公的支援者の活動を通じて描き出したものです。
 オウル市はフィンランド北部、市内人口13万人、周辺部も含むと22万人の小都市圏で、商工業が集中する同国南部と比べると経済的に不利な位置にあります。歴史的にはタール産業、続いて木材産業そして皮革産業で栄えた町で、いずれも衰退してしまいます。しかし、1958年のオウル大学、特に同電気工学科の設立によって、人口流出に歯止めをかけ、産業立地へと大きく舵を切ることになります。現在ではノキアなどのIT関連企業が1331社、従業員数は1万数千人以上に達しており、世界に冠たるITクラスターとなっています。
 本書の面白いところは、オウルITクラスターを作り上げてきた、大学人、企業家のエピソードを時代順に並べることで、オウルの歴史を編み上げていることです。そして、それらの人物の何と個性的なことか。教授一人から始まったオウル大学電気工学科がオウルにIT技術をもたらし、多くの企業化を集め、ノキアが参入し、市の支援でオウル・テクノポリスが誕生、そして時代の波にのって急成長する。おそらく、危険を冒しても最終的に生活が保障される高福祉国家だからこそ、これだけ多くの個性的な企業家を輩出できたのでしょうが、まさにドラマチックな展開です。
 本書は産業政策や、ベンチャー企業に興味のある人には必見の一冊といえます。物語タッチの読みやすい文体なので、ぜひ手にとってほしいと思います。
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