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たくさん数式が出てくるので、数学が苦手だった人にはちょっとつらいかも知れません。でも、高校時代、数学がそれほど嫌いではなかった人なら、ちょっと読んでみるといいかも。当時分からなかった「数学の美」が分かるかも知れません。
毎年、国立大学の出願も迫った冬の最後の授業ではこの本を使って授業をします。ゆとり教育という美名の、しかし誤った教育政策で数学という自由と美を求める、物理と並んで人間の究極の知性の一つであるこのすばらしいものを細分化しかつ寸断し、量を激減させてしまったこの国で、その犠牲者である高校生たちに渾身の力とエネルギーと誇りを持ってこの「オイラーの贈り物」を使ってオイラーの公式を証明しています。その後のアンケートでは「美しい!」「数学すごすぎ!」 「数学をやってきてよかった」「数学って計算じゃないっって解ってきました」その他溢れるほどの感動です。こいつの圧倒的な美しさ、深遠さに触れることができないで死ぬのはもったいないですよ。
みなさん、こんな本を読めるなんて一生の財産です。