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オイディプス症候群〈下〉 (光文社文庫)
 
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オイディプス症候群〈下〉 (光文社文庫) [文庫]

笠井 潔
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「牛首島」の不思議な建造物・ダイダロス館に集ったのは、ナディア・モガールと矢吹駆を含む十人の男女だった。島を襲った嵐のため、孤立化する島の中で死体が発見される。その死体に施された装飾の意味は?謎が謎を呼ぶ中、次々と殺されていく訪問客…。はたして彼らがここを訪れた真の意味とは!?一六〇〇枚に及ぶ記念碑的探偵小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

笠井 潔
1948年東京生まれ。’79年、矢吹駆シリーズの第1作『バイバイ、エンジェル』でデビュー、第6回角川小説賞を受賞。大河伝奇小説『ヴァンパイヤー戦争』が大ヒットする一方、評論活動でも注目を集める。2003年、『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』が第3回本格ミステリ大賞に選ばれ、小説部門と評論部門のダブル受賞となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 560ページ
  • 出版社: 光文社 (2008/11/11)
  • ISBN-10: 4334745091
  • ISBN-13: 978-4334745097
  • 発売日: 2008/11/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
謎の奇病「オイディプス症候群」の蔓延に端を発する、連続殺人事件。

それを背景に、世界的テロリズムと矢吹駆の暗闘は続く。

このシリーズにおける最大の魅力といえば、やはりなんといっても、現代思想家をモデルにした登場人物たちが、主人公と論戦をくりひろげる部分でしょう。
しかしながら、今回登場のミシェル・ダジール(フーコー)を相手に、主人公・矢吹駆が、あまり刺々した議論を戦わせることはありません。むしろダジールの助けを得て、自分探しをしているようにも見えます。

重要なのは、この『オイディプス症候群』に登場する思想家は、フーコーのほかにもう一人いる、という事です。それはひょっとすると、『テロルの現象学』の著者の、若き日の姿ではないだろうか?と、そのように僕はにらんでいるのだけどどうでしょう。

…なんかこう書くと、いろいろな誤解を生みそうな気もするのだが。
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