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エ/ン/ジ/ン
 
 

エ/ン/ジ/ン [単行本]

中島 京子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

人嫌いの「エンジン」。孤独な夢想家の「ゴリ」。二つのあだ名だけを残し、父は70年代に消えた。隆一とミライは失踪した父の痕跡を追い、次々と不思議な人々に出逢う。近過去を巡る、記憶の旅の物語。

内容(「BOOK」データベースより)

身に覚えのない幼稚園の同窓会の招待状を受け取った、葛見隆一。仕事と恋人を失い、長い人生の休暇にさしかかった隆一は、会場でミライと出逢う。ミライは、人嫌いだったという父親の行方を捜していた。手がかりは「厭人」「ゴリ」、二つのあだ名だけ。痕跡を追い始めた隆一の前に、次々と不思議な人物が現れる。記憶の彼方から浮かび上がる、父の消えた70年代。キューブリック、ベトナム戦争、米軍住宅、そして、特撮ヒーロー番組“宇宙猿人ゴリ”―。

登録情報

  • 単行本: 342ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2009/2/28)
  • ISBN-10: 4048739301
  • ISBN-13: 978-4048739306
  • 発売日: 2009/2/28
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 144,767位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒュー VINE™ メンバー
形式:単行本
 最初から不思議な出足だと思って読んでいたが、どんどん奥が広がっていくような雰囲気のある作品であった。
 本書を良しとするか?いなか?は読者一人ひとりの判断だと思うが、内容というより雰囲気が独特の世界観に満ち溢れている部分を評価したい。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 1970年代、政治は今よりずっと身近だった。学生運動、安保闘争、赤軍派、女性解放運動、ベ平連、ラヴ&ピース…。登場人物たちが過去をたどっていくと、流行風邪のように変革を叫んだ若者達の面影が、幻のように立ち現れてくる。地中にしみいるように消えていった彼らの足跡は、不思議なほど現代に形をとどめていない。
 特撮ヒーロー番組「猿人ゴリ/スペクトルマン」について熱く語られる知見は、面白い。特撮ものの中では比較的人気のない地味な作品なのに。
 スペクトルマン再評価のきっかけになるか?いや…
このレビューは参考になりましたか?
By アジアの息吹 トップ1000レビュアー
形式:単行本
冒頭、読み始めた時は、「居なくなった人を探すうちに、
その人に関しての関係者の記憶の曖昧さが
捜索そのものを困難にする・・・」なんてよくある話かと思った。

しかしその後、コロコロと語りのフォーカスが変化する。
捜索されるべき「ゴリ」ではなく、70年代の文化背景が
細かなディテールと妙なリアリティでもって語られ
やがてそれを語ることが中心となっていってしまう変な小説。

70年代への愛着というか執着に親しめるかどうかが
本書への評価に大きく影響するだろう。
「変な部分」に惹かれて最後まで読んだが
それが構成上、どうしても必要なのかと問われれば
私にはどうも良く判らない。
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