- CD (2003/6/11)
- ディスク枚数: 1
- レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン
- 収録時間: 42 分
- ASIN: B000095YLM
- おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
- Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 26,689位 (音楽のベストセラーを見る)
登録情報
|
ジャズ界からも豪華な顔触れが参加。1990年代を通じてフェイゲンをサポートしていたクリス・ポッターから,秋吉敏子楽団出身のテナー,ウォルト・ワイスコフ(!!)に交代。加えて,人気のエレガントなピアノ弾きビルや,アラン・パスカの秀作『ミラグロ』でフルートを吹いていたローゼンベルクまで。黄金期のギター弾きがギターに顔を出し,さながら1970年代を彷彿とさせる豪華な人選だ。
ブルースやスリーコードなど単純な素材を用意し,聴き手の期待をシニカルにかわす。そこへ異様に凝ったブリッジやタグ,ホーン・アレンジメントを挿入して意匠を凝らし,耳を愉しませようという意匠は,扁平なリズムや素材を凝ったアレンジで1990年代以降の路線を踏襲したもの。しかしながら,ウォルター・ベッカーが5で喉を披露するなど,明らかに前面に出た。そのためか,作風は前作と比較して西海岸ロックやR&Bの色合いが強い。端的に言えば,フェイゲンの『カマキリアド』に近かった前作に対して,本盤はベッカーの『11トラックス』に接近した印象もあるし,彼らのアルバムで言えば,『幻想の摩天楼』までの音に近い。そのぶん,度は控えめで,個人的には少し物足りないが,出したお金に見合うものがきっちり帰ってくる人気質の作りは流石。軽薄短小なものが蔓延する現代,その存在は貴重と言えるのでは。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|