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5つ星のうち 5.0
悪女に溺れた代償は大きい,
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レビュー対象商品: エヴァの匂い [DVD] (DVD)
本作は、ハリウッドの赤狩りから逃れたジョセフ・ロージーが撮った映画。J・モローの魅力を最大限に生かした、J・モローのための映画といってもいいくらい。 エヴァのたたずまい、身のこなし、ファッションが楽しいし、クールな「大人の女」の魅力にKOされた。 ビリー・ホリディの歌声が流れるシーンが、特におしゃれ。 J・モローには「色香」なんて生易しいものではない、濃厚な女の色気と毒がつまっている。 J・モロー演じる悪女エヴァの奔放な魅力に翻弄される情けない男達が、哀れを通り越して滑稽だった。 無節操で無軌道、不誠実で冷酷な女・エヴァ。 エヴァが一人で部屋にいる時に回すレコード、服を脱ぎ捨て長い髪をかきあげ、バスタブに入る姿、一連の動きがジャジーなリズムに乗っていて、美しくて見とれてしまった。 エヴァに翻弄されて、身を持ち崩していく作家の男テヴィアン。 彼は、若くて美しい婚約者・フランチェスカがいるにもかかわらず、エヴァの後を追い続ける。 「恋をしないでね」と言われても恋に溺れていく男、彼へのエヴァの仕打ちは容赦ない。 黒いハイヒールで男の体をまたいでいく、裸足で男をつつくシーンは、後の映画にも相当影響を与えていそう。 映画の舞台は、ヴェネチアとローマ。 ヴェネチアの名門ホテル・ダニエリや、有名なハリーズ・バーが画面に出てくる。 J・モローの洗練されたファッションに目が釘付けになった映画。 この映画の魅力は、各シーンにある遊び心。 男の嘘をとっくに見抜いているエヴァが、無言でバスルームのドアを開けるシーンが粋でクール。 また、エヴァのサングラスに移りこむ風景、エヴァの横たわる姿や泣き崩れるフランチェスカにリンクした名画、鏡に映る映像を効果的に使って、徹底的にスタイリッシュにつくりあげている。 音楽担当はM・ルグラン。衣装はP・カルダン。 本DVDの画像は、タイトル・ロールは鮮明ではない。 エヴァの匂い Blu-rayが気になるところ。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ファムファタルは永遠に。。。,
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レビュー対象商品: エヴァの匂い [DVD] (DVD)
これは、ジャンヌモローの為に作られた映画ですね。当時の恋人であったピエールカルダンのシックでエレガントな衣装に身を包み、高級娼婦として生きているエヴァを見事に演じきっています。こういういわゆる悪女?物は日本でも海外でもよくある話ですが、ジャンヌモローの笑顔が少ないこと!! 「死刑台のエレベーター」でも笑顔は少なかったけど、今回もやはりふくれっ面をして、無愛想。 でも、そんな彼女はたまらなく神秘的に男性陣は思うのでしょう。婚約者の女性は対照的に従順な女性、 エヴァは束縛を嫌い今を好きなように生きている。 エヴァと言う名の地獄に陥ってしまった男性の悲劇。ご堪能あれ!
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
好き嫌いが別れるだろう。,
レビュー対象商品: エヴァの匂い [DVD] (DVD)
ジャンヌ・モローの演じた『悪女映画』の傑作。当時恋人だったピエール・カルダンの衣装も、ビリー・ホリディの曲も最高にマッチ。冒頭、盗作で成り上がった男が別荘にて一目でエウ゛ァに恋するシーンが印象的。“目をつける”ともいえるが。モローの映画はどれも良いけど、悪女ものでは『突然炎のごとく』と双璧。後者の方が行動に一貫性が無い分、女の意図が分からないが、これはきちっと通っている。悪女としてはこっちの方が一枚上手か。 ただ、女が愛想をつかせば(つかなくても嫌いなら)大抵こういった態度を取るでしょうね。はじめから相手をしないのが一般的だろうし、いざこざの無い行動だが、相手をしてやってから侮辱するのはプロの女のやり方か。なあるほど。 でも私は彼女の悪女が大好き。特にエウ゛ァ。 好き嫌いが別れる上、けっして明るい類いの映画では無いです。 なので星は3つ。
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