久々にリリースされたエヴァネッセンスの3rd。
タイトルも心機一転という意味か、セルフタイトル。
今回は久しぶりに名前を聞いて思わず店頭で視聴をした人は多いだろう。
本作の特徴はなんといってもバンドサウンドに特化していること。
全2作はボーカル、エイミーの力強い歌声を前面に押し出したような作品であったが、
今回はメンバーも一新、力強いへヴィーロックサウンドが強調されている。
そのバックサウンドで聞こえてくるのはロックにありがちな野太い声ではなく、
エイミーの力強く、伸びのある声である。その憂いを含み、何かに必死に訴えかけるような
歌声は思わず聞き入ってしまう。
しかし、歌詞はポジティブ。東北の大地震にインスパイアされた曲もあり、
何か「生」を必死に求めるような歌声はまさしく、他のバンドにはない、このバンドの武器といえる。
感想としては、これはアリではないかと。ただ、やはり今までの作品よりバンドサウンドが前面に押し出され、
エイミーは一歩引くようになった印象だ。これは新たなにファンになる人、がっかりする人もいるだろうから
賛否両論になる作品ではないだろうか。