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エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫)
 
 

エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫) (文庫)

ジェフリー ディーヴァー (著), Jeffery Deaver (原著), 池田 真紀子 (翻訳)
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

脊椎手術のためにノースカロライナ州を訪れていたライムとサックスは、地元の警察から捜査協力を要請される。男一人を殺害し二人の女性を誘拐して逃走した少年の行方を探すために、発見された証拠物件から手掛かりを見つけるのだ。土地勘もなく分析機材も人材も不十分な環境に苦労しながらも、なんとか少年を発見するが…。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる

池田 真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 師弟対決, 2007/1/9
By ナツナオ - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
2002年度版このミス10 11位。
2001年文春ミステリーベスト10 3位。

<リンカーン・ライム>シリーズの第3作の本作品の見所は、リンカーン・ライムとアメリア・サックスの師弟対決だろう。連続女子学生誘拐犯の容疑者の少年に純粋な心を見いだし、少年を逃がすアメリアと、リンカーンとの追跡劇は、なかなか面白かった。
もちろん、作者の特徴である「どんでん返し」と「科学捜査」の面白さも随所にちりばめられた好作品である。
また、他のシリーズ作品と比較して、アメリアの内面にフォーカスがあたっている部分が多い印象を受けた。

他の<リンカーン・ライム>シリーズは、「ボーン・コレクター」「コフィン・ダンサー」「石の猿」「魔術師」「12番目のカード」。シリーズ次回作は「The Cold Moon」。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 “どんでん返し”の連続、ラスト100ページは目が離せない, 2006/11/25
By Wakaba-Mark - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
<リンカーン・ライム>シリーズ第3弾。
’01年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第3位、「このミステリーがすごい!」海外編第11位。

今回の事件は、脊髄再生手術のために、アメリカ東海岸南部のノースカロライナ州を訪れたライムが、地元保安官の要請を受けて、猛暑の中、町一番の問題児‘昆虫少年’が犯したとされる殺人事件と連続誘拐事件の捜査をおこなうというもの。付添いはアメリアと介護士のトムだけで、ライムは現地の保安官補たちや臨時の鑑識助手の協力の下、不十分な状況で取り組まなければならない。

それでもライムは、例によって、肉眼では見えないような微細証拠物件を手がかりにして、試行錯誤の末、被害者の女性ふたりの監禁場所に着実に迫ってゆく。その科学捜査の過程は本書の、いやこのシリーズの読みどころである。

そして、少年の無実を信じるアメリアがとった捨て身の行動から、思いがけず、“追う”リンカーン・ライムvs“追われる”アメリア・サックスという、師弟コンビの対決が起こってしまう。

さらに、アメリアが誤って保安官補を射殺したり、監禁された女性が何者かに襲われたり、衝撃的なエピソードがつぎつぎと続く。

物語の大半は逃避行と追跡行で占められているが、ラスト100ページを切ったあたりからは、がぜん目が離せなくなる。壮絶な銃撃戦、重傷を負うトム、ライムがたどり着いた真相、アメリアの裁判、そして何よりも最後にページを閉じるその時まで、「これでもか」と展開される“どんでん返し”の連続は、一気読み必至であり、読者に息つく暇を与えない。

本書は、前の2作とは趣が異なり、主役をも凌駕しかねない強大な敵との対決という構図ではない。しかし、スケールの大きさでは決して引けをとらない。ライムが暴いた真相は、町全体を揺るがしかねないほどのものだった。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 安心感とサクサク感, 2007/1/1
3年前から、半身浴のお供に、どっぷりミステリーやサスペンスにはまった。
とっかかりはP・コーンウェル、A・カーヴァなどの女性作家。

ある日、ふと、「映画、見たことあるけど、原作はないな」と手にした「ボーン・コレクター」
読んで驚く。
面白い過ぎる。

単行本は重いし高いので、文庫本になるまでひたすら、じりじりしながら待つ。
続いて「コフィン・ダンサー」。
それからJ・ディーヴァーの作品を漁った。
「悪魔の涙」は最高傑作だと思った。

そして今回、寝れない。
夜、半身浴をしてから、洗髪したりしている間がもどかしい。
髪を乾かす暇を惜しんで読んでしまう。
そして寝る時間を惜しんで読んでしまう。
読み終わったら爽快感と、同時に「次の作品の発売はいつ?」と苦しい気持ちになる。

まず、テンポがいい。
面白い作家で、最後にはどんでん返しがあるのが分かっているので、
いろいろな可能性(布石)をチェックしながら読みつつ、推理。
この作家にいたっては、当たることがない。
よく犯人を先に出してしまう作家もいるが、まったく分からない。
現時点で、濃厚な容疑者は「昆虫少年」。
しかし、どうなんだろう?
前半しか読んでいない。
こんなに早く容疑者が分かり、そいつが犯人…ってことがありうるだろうか?

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