もう5年もたったのか。様々なライターや音楽誌そしてミュージシャンから賞賛された、音響/エレクトロニカの奇跡の大名盤『ENDLESS SUMMER』のオリジナルが発表されたのは2001年。数あるエレクトロニカの作品で、このアルバムほど衝撃的で感動を味わった作品は他には無いんじゃないかな?あらゆる電子ノイズがこれほど迄にメロディアスにプロセッシングされ、そしてそこに絡むギター等の生楽器の音色。その全てが甘美でどこか切なく“終わりなき夏”という桃源郷へと誘ってくれます。このアルバムを発表後、デヴィッド・シルヴィアンのアルバム『BLEMISH(2003)』に1曲参加。翌2004年にはデヴィッドもヴォーカルで参加した『VENICE』を発表。『ENDLESS SUMMER』にも通じる美しくロマンティックでアンビエントな作品。2005年にはスティーヴ・ジャンセン、小山田圭吾等と共に坂本龍一のツアーに参加。主にギターをプレイしてましたが、時折ラップトップからグリッチ・ノイズを発したりしてましたね。この後坂本龍一との二人でのライヴを収録したミニ・アルバムを発表。2007年には二人のコラボレーション・アルバムが発表になります。そして2006年の晩秋、全曲リマスターされパッケージングも新たに(オリジナルのちょっとダサいジャケも好きなんですが)デラックス・エディションとして再登場。曲によっては音の粒子がかなりきめ細かくなっているのもあり、さらに輝きを増した感じがします。更に未発表曲やFAT CATから12インチで発表されていた曲等3曲を追加収録。全てのエレクトロニカ・ファンのマスト・アイテム。エレクトロニカのファンの方で、まだこのアルバムを聴いた事がないと言う方は、何か重要な忘れ物をしているかもしれませんよ。