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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ついに…驚嘆のシリーズ完結!,
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レビュー対象商品: エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
ついに完結した壮大華麗なるSF叙事詩ハイペリオン・シリーズ。読了後の深い虚脱感に支配される間もなく、時間の墓標に展開された過去を振り返らずにはいられない物語の円環構造に、ただただ驚嘆するのみなのである。ダン・シモンズ渾身のシリーズ。自ら未練を残しつつ終止符を打った物語は、やはりここで完結するべきなのだろう。ああ、でもね、やっぱし続きが読みたいのよね~。映画化に関して脚本書きも依頼されてるシモンズのこと。きっと創作意欲が刺激されて…気になる箇所はこんなにも。覚醒したエンディミオンのその後はどうなる? 素性を明かした観察者との関係は? アイネイアーの残された2年間は? 産まれて来る子供は?ライクの素性は分かったけど、ネメスとの決着は付いたとは言えまい。本編の白眉とも言えるこの対決は前作『エンディミオン』でクライマックスを迎えたが、壮大なネットワークの辻褄合わせと物語の整合性にかなりページを割いているので、今回のネメスとシュライクにはさほど比重が掛かってないのは致し方ないが、それだけに続編が期待されちゃうのだな。SF者ではない私でさえはまり込む傑作シリーズを見逃す手はないぞ。根っこにあるのは読み手が赤面してしまうほどのストレートなラブストーリーだったりするので、シモンズの恋愛小説家ぶりを楽しむのもいいかもしれない。 痛みと苦痛こそが全編を貫くと言っていいかもしれない。その象徴こそがシュライクであり、こういう物を描かせたらシモンズの独壇場だ。並のSF作家じゃここまでハードドライブ掛かるまい。そして目眩く展開する数々の旅路に現れし惑星と異星生命体の多彩さ。雲の惑星での圧倒的描写力には平伏すのみ。ただね、引っ掛かるのは西洋人の目から見た仏教の世界観を惑星に移植した強引さかな。仏教用語はよく勉強してるけど、付け焼き刃をさらに厚塗りした別方向へ勘違いが滑稽でもある。P> そういえばパクスと対立するアウスターの連中の羽化シーンなんてまさしく天使だもんなあ。それほどまでにパクス=ヴァチカンへのアンチテーゼみたいな描写が延々と続くのは作者の宗教観と何らかの繋がり!
5つ星のうち 5.0
最高のSFです!,
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レビュー対象商品: エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
「ハイペリオン」「没落」「エンディミオン」そして「覚醒」。長いシリーズを2回も通読しました。正直言ってこんなことは初めてです。それを言うならレビューなど書くのも初めてだけれども。
個人的には「エンディミオン」が好きだが、やはり「ハイペリオン」から読まなくては、楽しめない。断言できます! こんなにワクワクした冒険と、切ない恋愛ドラマがマッチした作品は少ない。(個人的には、あと森岡先生の「星界シリーズ」か) あまりに長く、しかもあまりに完成したストーリーテリングなだけに映像化されることもないだろうから、ぜひ小説を堪能することをお薦めします。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
終わり方には不満が残るが…,
By 魅力的なキャラクター、バラエティ溢れる世界設定、スピーディーなストーリー 展開と前4作と変わらない高いレベルの作品となっています。 ただ、今作はシリーズ最終作ということなので、読者が期待しているのはどのよう な結末を迎えるかということ。 個人的に結末自体はそれほど不満はないのですが、最後まで語られること無く
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