幾度となく叫ばれている「教育改革」。では、「教育」とは一体何なのか。本書では、それが及ぼす影響から日本文化を浮き彫りにする。▼まず日米の教育比較から、日本の教育現場を見直してみる。この比較論を長年研究するキャサリン・ルイスは「日本の幼児・初等教育は世界の教育モデルになり得る」と大絶賛。そこには、和を重んじ自主性を育てる「全人教育」という素晴らしいシステムが確立されていると言う。だがこの良い伝統も、受験一辺倒の中学・高校から歪みが生じてくるのではないかとの警告も。一方、土居健郎が日本人の一大特徴である「甘え」理論を教育と重ねながら考察する。国際社会と良好な関係を築くための、これからの日本人論に迫る。▼最後にエンゼル財団の研究テーマである「生活文化」から、「甘えと教育」を(1)学校生活と家庭のあり方、(2)「甘え」理論の源流、として問題提起していく。力強く生き抜く、これからの日本人を考える名著。
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5つ星のうち 5.0
目からうろこが落ちました,
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レビュー対象商品: エンゼル叢書 (8) 甘えと教育と日本文化 (単行本)
現在、少年犯罪の凶悪化などに注目が集まり、その責を学校教育に押し付け、教育改革の必要性が叫ばれていますが、その学校教育で何かなされているかを、私たちがどれくらい知っているのでしょうか。人の心を受け止める日本の文化を継承した日本の学校教育が、人間の発達においてどれほど有効であるか、内実を知らないまま諸外国の猿真似で教育改革がいかに無駄で危険であるかを、長年の研究から知る著者が訴えています。 教育についての先入観を崩す力を持つ一冊です。
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再発見しようよ,
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レビュー対象商品: エンゼル叢書 (8) 甘えと教育と日本文化 (単行本)
日本の幼少児期の教育を、当たり前と思っている人が多いのではないでしょうか?キャサリン・ルイス氏は日本の幼少児教育の現場を長い期間、詳細に観察し研究したうえで、自国のアメリカと日本を比較されてます。そして氏は述べてます。「私は国際学会で、まるで日本代表のように日本の幼少児教育がすばらしいと発表して、アピールしてます」と。そしてキャサリン・ルイス氏の温かい眼差しと、土居健郎氏の鋭い突っ込みがなかなかです。また松田義幸氏の「甘え理論の源流について」はまさに目からうろこでした。読み終えた後は、こころが温かく満ち足りた「子どもだったあの頃」を思い出しました。おススメします。
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