「ドラゴン桜」では受験を、「銀のアンカー」では就職を、「マネーの拳」では起業を、それぞれ描いてきた三田さんが、「エンゼルバンク」では、転職を描く。しかも、「ドラゴン桜」の続編となっていて、主人公はなんと、あの女教師・井野。桜木や水野も登場する。
転職を悩んでいる人にはお勧めです。
はじめは、井野自身の転職の話ですが、その後、井野が転職代理人になると、依頼者・山口の転職の話となり、井野が、桜木の知り合いである海老沢の下で勉強しながら、山口の転職成功に奮闘します。井野は山口の転職を成功させることができるだろうか!?
いやー、この1巻では、海老沢の話が、とても勉強になった。まず、若者が転職に抱く淡い期待を徹底的に壊してくれます。仲介業者に頼まずに一人で転職をやる人は失敗する確率が高いとか、転職はリセットじゃなくてチューニングだとか、年をとるほど転職回数が増えるほどその人の価値は下がるとか、...。山口の子供っぽい発言も含め、転職回数?回の私には、なかなか耳が痛い内容でした。
この巻では、「人の価値は相場で決まる」というのが非常に印象的だった。この考え方は、自分を客観的に評価する上でとても都合が良いなぁと感心しました。転職においては、いくら実力があっても、それを他人に分かってもらえなきゃ意味がないんですよね。でも、多くの人は、「他人から見える自分」と「自分で感じている自分」とのギャップに気づいていない。自分を客観視するのはなかなか難しいものです..とほほ(-。-;)