泣かせるなあ……。
「楊の家族」の話、「香という家族」の話、どちらにも重みがあり過去があり口に出すには長過ぎる背景があり、だからこそその過程を丁寧に描いた本編は映える、泣ける、感動する!北条先生、物語作り上手過ぎですよ……。
どちらもいい話ですが、カメレオンが出張ってきてりょうの"何らかの弱み"を握って亡き香の姿のまま引っ掻き回しまくる、こちらのエピソードに特に興味をそそられました。キーワードとして殊更強調されての「エゴノキ」、これが最後に何らかの鍵にはなると思うのですがさてどういうことにとなるのか――?
今回改めて、主要キャラ達の中で未だ香が「生きている」のが感じられて涙また涙……。"これ"があるからこそ、香瑩の中に今も香が存在し続けているのかもとそんな風に思えました。3巻もまた、待ち遠しいです。