今更説明の必要も無いとは思いますが、この作品の原作を担当する虚淵玄は、ニトロプラスという18禁PCゲーム会社の企画・脚本をしています。
代表作に「Phantom」「沙耶の唄」等があり、その美少女ゲーム業界にそぐわないスタイル(濡れ場そっちのけで繰り広げられる緻密な戦闘描写や、手に汗握る熱い展開、無駄のない研ぎ澄まされたテキスト)で多くのファンを獲得しています。
私もそのファンの内の一人で、今回も「虚淵原作の漫画が出る!」ということで発売当日に書店に走った次第です。
なので作画担当については全く予備知識が無かったのですが、やや画力不足はあるものの、作品の雰囲気に合った可愛いらしいキャラクター達は見事だと思います。
……可愛いらしい?
そう!この作品は今までの虚淵作品とは一味違い血が流れる描写も無く、全体的に柔らかい雰囲気(あくまで比較)になってるんです!
これには恐らく登場人物のサイボーグホモ大尉や、ドジ眼鏡ッ娘などが原因になってくるのだと思いますが、なんにせよこれは虚淵氏の新たな方向性!脱・バッドエンド症候群!!
肝心のお話である、「古代遺跡の財宝を探索する」というありふれた展開も、虚淵スパイスが加えられ、山場アリ色気アリでとても良い具合になっています。
虚淵ファンの方も中村ファンの方も、これからな方も楽しめると思いますので、是非ご一読下さい!
しかし、いつもの虚淵作品にはまだまだ遠いのもまた事実なので、評価は辛口の4つで(笑