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エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集
 
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エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集 [単行本]

長嶋 有
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

エロマンガ島でエロ漫画を読んでくる……?
およそありえない取材に出向いた編集者たちの、
実話をもとにした南国小説。
温かくて、おかしくて、なのに切ない二泊三日。

表題作ほか、初のSF小説、奇想天外なゴルフ小説、
官能小説に珠玉の書き下ろし新作「青色LED」も加えた
異色作品集!

「エロマンガ島の三人」は、『オトナファミ』(発行:エンターブレイン/季刊)に
連載された中篇小説「エロマンガ島の三人」をメインに、SF短篇、官能小説、
さらに書き下ろし小説も収録した作品集です。

著者原作の映画「サイドカーに犬」の劇場公開(初夏、竹内結子復帰第一作映画として全国公開)も
待機している作家、長嶋有の最新刊となります。
表題にもなっている「エロマンガ島の三人」は、ゲーム雑誌編集者の実体験をモデルに描いた作品です。
三人の男たちが経験した異郷への短い旅を、不思議な手触りを活かしながら描写する
その手腕は、芥川賞受賞作「猛スピードでは母は」からますます磨きがかったものになりました。
'90年代の風物が散りばめられた東京と、南太平洋の島、ふたつの情景の対比も鮮やか。
スローなリズムで展開する、オトナの休日の物語です。


<収録作品>

○「エロマンガ島の三人」(モデル小説・中篇)
○「女神の石」(SF短編)
○「アルバトロスの夜」(SF短編)
○「ケージ、アンプル、箱」(官能小説・短編)
○「青色LED」(書き下ろし短編)

内容(「BOOK」データベースより)

エロマンガ島でエロ漫画を読んでくる…?およそありえない取材に出向いた編集者たちの、実話をもとにした南国小説。温かくて、おかしくて、なのに切ない二泊三日。表題作のほか、初のSF小説、奇想天外なゴルフ小説、官能小説に珠玉の書き下ろし新作「青色LED」も加え、第一回大江賞作家が放つ異色作品集。

登録情報

  • 単行本: 197ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2007/5/31)
  • ISBN-10: 4757736118
  • ISBN-13: 978-4757736115
  • 発売日: 2007/5/31
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 752,724位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 異色作品集と銘打っているだけあって、長嶋有のメインストリーム、マスイメージからはちょっと外れた作品が並んでいる。はじめて読むんなら、やっぱ「サイドカーに犬」「猛スピードで母は」「夕子ちゃんの近道」がいいんじゃないだろうか。「エロマンガ島の三人」と続編の書き下ろし「青色LED」の間に、習作に近いSF2編と“濡れない”官能小説が一編。どっちかっつーと長嶋有ファンのための作品集の趣きだ。
 発見としては、“長嶋有の小説ににフジモトマサルのイラストは合う”ってのと、ネタとしては、「ケージ、アンプル、箱」のなかの「仰向けに寝たときに、かかとから先を伸ばした状態の人と、垂直に立つ状態の人といる」ってのが面白かった。
 フレーズとしては、
 「そうか。私は「典型」が嫌なんだ」
 「相槌は「いいかも」の割に、それをやらないし、そこにいかないし、しないんだ」なんてのが、長嶋有っぽくて気に入った。
 それと、
 「「うーん、まあまあかな」を選んだ感じ」(『ときメモ』の選択肢)なんていう、ゲームやってた人にしかわかんないフレーズが随所に散りばめられてて、(やってた人間には)ニュアンス伝わる。
 いっとう共感したのは、エロマンガ島の幼い少女たちにエロマンガを見せちゃいけない!!ってくだりでの、
 「日本のために。大げさでなく、自分が「日本」を代表しているような使命感が急に湧き上がる」って感情。
 日ごろは一切、「国」なんて意識しないけど、よそ様の国の人にだけは嫌われたくない、嫌われちゃいけないって場面でだけは、モーレツに「国」ってのを意識するんだよね、俺も。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 エロマンガ・・・・ 2008/1/7
形式:単行本
エロマンガ島でエロマンガを読もう!
そんな無謀な企画がすんなり通ってしまい、
エロマンガ島を目指す三人。
ゲーム攻略を主にする雑誌の編集者佐藤と久保田。
ゲーム会社H社の井沢の代わりにやってきたいわくありげな日置。

実際にエロマンガ島に行った三人は
最初の目的も忘れかけるほど、
エロマンガ島の自然や人に癒されながら日々を過ごす。
もちろん、最終目的であるエロマンガはしっかり読むんだけど。

ただエロマンガを読むという行動ではなく
そこで癒される三人の姿が面白おかしく、そして時に切ない。

日置については最後の短編「青色LED」にて描かれているが、
彼もまた切なく哀しい。

他の短編もまぁ面白いけど、
表題作と「青色LED」だけでも十分だったような気がする。

エロマンガ島は実在するわけだけど、
悲しい歴史のある島のようで、
しかし、それを感じさせないくらいに
自然も人も見知らぬ人に優しい、そんな感じがした。
まぁ、恐ろしげなところもあるけれど・・・。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 まさかの面白さ。表題作は基本的にユーモア小説だが、じわじわ忍び寄ってくる不安と寂しさ。生きることは孤独だ。作者自身、この一編を捨てがたかったと見えて、ラストにストーリーが呼応する短編を書き下ろしている。
 不自然な説明をしない各短編が、存在感を持って輝いている。
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