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エロティック・ジャポン [単行本]

アニエス・ジアール , にむら じゅんこ
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ロリコン、援助交際、セクハラ、制服、人形愛、コスプレ、メイドカフェ……日本人でさえ理解しきれない「奇妙で豊饒な性文化」を論じる、気鋭のフランス人女性による大胆な〈性の日本論〉!

内容(「BOOK」データベースより)

“日本のエロティック・カルチャー”は世界からどう見られているのか?気鋭のフランス人女性ジャーナリストが論じる、あまりに奇妙で、あまりに豊饒な日本のエロス的イメージ。現代アートや浮世絵、風俗雑誌など、約300点にのぼる図版を収録。

登録情報

  • 単行本: 360ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2010/12/18)
  • ISBN-10: 430924534X
  • ISBN-13: 978-4309245348
  • 発売日: 2010/12/18
  • 商品の寸法: 21 x 15.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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81 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By katoler
本書は2006年にフランスの老舗出版社アルバン・ミッシェルから刊行された「日本のエロティックな想像力」の邦訳である。
原書は邦訳版よりも大判で全ページカラーの豪華本だ。かなりの高額本であったにも関わらずフランスで異例の売れ行きを示し、現在も版を重ねているという。私はこの本(原書)を数年前に知人から見せてもらったのだが、そこで紹介されている「日本のエロパワー」に正直驚愕し圧倒された。著者のアニエス・ジアール(女性)の日本の性風俗に対する博覧強記ぶりもさることながら、この本で紹介されている性的イコン・表象の多くは、私が見たことも聞いたこともないものであり、凄まじいエネルギーをもって迫ってきた。フランス語はわからないので、当時は図版をただ眺めているだけだったが、この本から、森口裕二の少女画や田亀源五郎のゲイ・エロティック・アートなどの存在をはじめて知った。
現在、日本の漫画・アニメ、カワイイ文化などが海外で受けていることから、御用学者や役所の連中も日本のソフト・パワーを世界に広めるのだと息巻いているようだが、そうした甘ちゃんたちが、この本の醸し出す毒気に晒されたひとたまりもないだろう。そもそも文化とは、連中が考えているような口当たりの良いものでもなければ、国威発揚の道具でもない。
かつて19世紀のヨーロッパで日本文化が紹介され、ジャポニズムと呼ばれるカルチャームーブメントが巻き起こったが、その大きな牽引役となったのが、浮世絵春画など、江戸のエロティック・カルチャーだった。
同様に、この21世紀において、日本のエロが世界のサブカルチャーを堂々とリードしていることをこの本は教えてくれる。国威発揚やソフト・パワーがお好きな方々は、先ずはこの本を教科書にして、世界に冠たる日本のエロ文化をお勉強してもらわないと、今後、大きな顔して日本文化を語ることなどできやしません。
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34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ワッフル 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
挿し絵がたくさんありますが、すべてモノクロです。絵は小さく文字が多い。表紙に期待し過ぎると違和感があります。

フランス人が日本の性文化をどう見ているか、あるいはどう誤解しているか、という点に興味があれば面白いかもしれません。

フランスの姉妹サイトのA...frを読む限り、原著はカラーで美しい本のようです。著者の目的は絵を見せることにもあったんじゃないでしょうか。

大きさはA...deに記載がありました。さすがはドイツ人。24.2 x 18 x 3.2 cm だそうです。日本語版は上にあるとおり 21 x 15 x 3.6 cm です。原著が少し薄いのはカラー印刷用の上質紙だからでしょうか。この本は『文藝春秋』などの月刊誌に近い紙質です。

フランス語の原著は英独仏の姉妹サイトで買えます。
ISBN: 2226166769
一時期はout of printだったんですが、増刷したんですね。現時点で28.55ポンド、35.99オイロ、33.25ユーロです。一冊だけなら送料を入れるとイギリスが安いと思います。ただし、原著も絵は小さいようです。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By matsuwo
日本語版よりでかくてカラーらしいので、仏語版が欲しかったのですが、期待していたようなレゾネっぽいな感じではなく大量で長いの文字列!読めないフランス語の本買わなくて良かったっス。
内容は、著者であるフランス人女性ジャーナリストが日本の性をストレートに語った評論。文字が多く期待はずれかと思ったんですが、結構噛みごたえのある文章に引き込まれましたよ、半ば強引ですが。日本人が持つ特有の価値観や美学をまったく取っ払った形で、ガツンとこの手の題材を見せられるとちょっとビビリます。だけど面白い事に、それで「気付き」が起こったりするわけです。自分の意識してなかったフェティズムを突然認識させられたり。
全体の文章の雑さ、洋書ならではの日本語訳のニュアンスが気になる所などあったんですが、最後の訳者のあとがきを読んで膝を打ちましたよ。著者の極端な日本の認識を上手に訳し直し、かつ比較文化的な側面を壊さぬよう不自然なテキストをあえて残し違和感のある文章にしてあるようです。この匙加減は理解出来そうも無いけど凄い事だってことはわかります。
数多くの側面から箇条書きされたこの本、著者は総括するような文章を残しておりません。フランス人の為の日本性風俗百科とでも言いましょうか?内容は兎も角として、この本がフランスで沢山売れている事に何かがあるのでしょう。彼らが日本の何かに強い欲求を持ち、私たちは多少の誤解を受けながらも発信し続けているのです。
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