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エロティシズム (ちくま学芸文庫)
 
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エロティシズム (ちくま学芸文庫) [文庫]

G・バタイユ , 酒井 健
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

つねに鋭い人間探求をめざしつつエロスと死の深淵にさまよい、
特異な文学世界を創りあげた奇才バタイユの全貌をここに集大成。著作集全15巻。
--------------------------------------------------------------------------------
浅田 彰 氏 推薦
バタイユは燃え上がる。この彗星は、今夜もまた、ヘーゲルとニーチェの傍をよ
ぎって異様な輝きを放つ。二人の巨人の間で微妙な振動をくりかえすその軌跡を
たどることから、現代思想のすべてが始まるだろう。
-------------------------------------------------------------------------------- --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

労働の発生と組織化、欲望の無制限な発露に対する禁止の体系の成立、そして死をめぐる禁忌…。エロティシズムの衝動は、それらを侵犯して、至高の生へ行き着く。人間が自己の存続を欲している限り、禁止はなくならない。しかしまた人間は、生命の過剰を抑え難く内に抱えてもいる。禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。内的体験と普遍経済論の長い思考の渦から生まれ、1957年に刊行された本書によって、エロティシズムは最初にして決定的な光を当てられる。バタイユ新世代の明快な新訳で送る、待望の文庫版バタイユの核心。

登録情報

  • 文庫: 493ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2004/1/11)
  • ISBN-10: 4480087990
  • ISBN-13: 978-4480087997
  • 発売日: 2004/1/11
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
禁止と侵犯 2009/5/6
形式:文庫
人間は、
自身の存在を揺るがす制御することの出来ない
自分の内部の熱い過剰なエネルギーの撹乱を恐れ、
それらを拒否・禁止し、
世界を意識・理性・秩序・労働等によって枠付け、
事物を区別する非連続な存在です。

しかし人間は、
そのような非連続な存在となっても
非連続性が壊され本源的な連続性の中に溶け込む渇望・誘惑を
捨て去ることが出来ません。

その誘惑から禁止を侵犯し、
溢れ出る生の力にさらされる連続性へ至る体験を
バタイユはエロティシィズムと呼びます。

エロティシズムは
人間が本来的に持っておりながら、
その過剰さ故に普段は禁止されている主に死・性・暴力
の侵犯において発現し、
禁止が強力な程、その官能の度合いは大きくなります。

ただしその侵犯は最初の自然に戻ることではなく
自分自身をさらにを乗り越えていくものです。
例えば本書p.138において

「すなわちこの世界は動物性・自然の否定のなかでまず形成され、
 次いで、そうした自分自身を否定してゆく人間世界なのだ。
 ただし、
 この第二の否定においてこの人間世界は、
 自分自身をさらに乗り越えてゆくのであって、
 けっして自分が最初に否定した自然へ舞い戻ったりはしないのである」

とあるように。

『エロティシズム』では
このようなテーマが打ち寄せる波のように
様々な形をとって繰り返されますが、
ひとつとして同じものはありません。
このレビューは参考になりましたか?
34 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「好色漢の恥ずべき情念と聖女自身の情念は
同一のものがあり、そしてそれは有限という人間存在を
何とか乗り越えようとする欲望である」という
衝撃的な言葉ではじまる本書はそれでも論理は
さして性急でもなく、着実でありわかりやすい。
バタイユの考えを知るには最も好著なのではないだろうか。
「エロチシズム」という題名であるが
人間の広範な活動についての衝撃的な考察がある。
「労働による人間世界を確固たるものにするため
人間は性を含めいろいろなところへ禁止を強いた。
しかし、一方で禁止を侵犯することでその禁止をのりこえ
補完する」
「極限においては我々は生を危険におかすものを決然と欲する」
着実の論理がある一方で炸裂する言葉の数々がある。
まさに炸裂といった感じ。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
巷では澁澤版が有名だけれど、フランス語を学び、バタイユを原書で読んだことのあるものには誤訳があることがはっきりとわかる。本書では誤訳が修正されており、フランス語は読めないが、バタイユの代表作に触れてみたいと思うものが、まず手にすべき書の一冊である。
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文学的に優れている!
バタイユのエロティシズムは哲学的というよりかは文学的に価値の高い作品に思われます。というのも、哲学書と何ら変わりない難解な用語を多様してはいるものの、言いたいこと... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: music
これ読まずして世界の何を知ったか
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投稿日: 2010/2/25 投稿者: ytyt
実体験として感じられる現代思想
... 続きを読む
投稿日: 2007/12/23 投稿者: 魏
バタイユの魅力
「禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。」と裏表紙に書いてある。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/7 投稿者: sonzai
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投稿日: 2007/7/20 投稿者: 椎之丞
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投稿日: 2007/4/4 投稿者: 哲学する河童
一度読んですんなり理解するのは難しい
フロイトの関連著作と並び、エロティシズムに関する基本的文献と目されるものである。翻訳は概ねわかりやすいが、「内的体験」「至高性」「連続性」「不連続性」などバタイユ... 続きを読む
投稿日: 2004/10/3 投稿者: 七海光一
一度読んで理解できるような代物ではない
バタイユのキーワードは「内的体験」「連続性」「不連続性」「至高性」などで、各々独特の意味を持っているから、このような古典的名著の場合、全体の理解を助ける意味でも訳... 続きを読む
投稿日: 2004/9/29 投稿者: 七海光一
肉欲について
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しかし、楽しめるテクストではない。... 続きを読む
投稿日: 2004/1/28 投稿者: 5マズロー
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