この38巻は、約2年越しで連載の「聖ヨハネの帰還」のクライマックスを
迎えつつも掲載1回分を残して終了だ。完結はしていない。
同日発売のプリンセスGOLD2011年9月号に続きの最終話が掲載されているが、
その時点ですでに番外編が予定されているらしい。
そこでは本編で伝えきれなかった内容が展開されそうで、
本編以上の興味と期待が膨らむ。
最近のエロイカは、一回さらっと読んで「いいな!」という感じはないが、
読み返すことでしっかり作り込まれているストーリーを堪能できる
スルメのような作品になってきている。
惜しむらくは、間髪置かずに入るギャグや、
いまさらながらキャラに対するオーバー目なリアクション。
少々くどい気が…… 読んでてちょっとくたびれる(笑)。
長年のつきあい(エロイカに少佐、ミーシャ、彼ら部下含む)で、
相手の良い所も悪い所も知り尽くしたお互いなのだから……
もう少し展開に「間」があれば、
読み手はその空気と余韻を楽しめて、
ストーリーにもっと集中できる気がするのだが。