まず、エレベーターにこれだけのバリエーションがあることに軽く驚きます。最新のものから文化財級の古いものまで、エレベーター好きを自認する方なら十分に楽しめる内容です。特にレトロ編が秀逸! 京都の東華菜館、神戸の真珠会館など、噂には聞いていた伝説のエレベーターがこれでもかと紹介されています。
写真も素晴らしい(写真集として通用します)のですが、この本はやっぱりガイドであり、読み物なのかな。各エレベーターの紹介文がどれもおもしろくて、何度読み返してもあきません。エレベーターについてここまで書ける人も珍しいのでは。
表紙にちょっとした加工がしてあって、モノとしての愛着がわく本です。今までにレトロエレベーターに思わず見入ってしまった経験がある人だったら、絶対に欲しくなる本です。