「DEAD SPACE」を制作した「Visceral Games」の新作ということもあり、
話題となっていた本作。既に体験版をプレイされた方も多いと思います。
日本語版ではごくわずかな部分に規制がかかっています。欠損は海外版と
比較しても、どこが規制されているのか良く分からない程度でしたが、
ムービー中で女性の胸部が丸出しになっているところは流石に隠されて
います(自然な感じに)。それ以外は全くと言って良いほど気になりません。
クリーチャーのデザインや演出、美麗な、痛みまで伝わってくるムービー、
そして身の丈程もある大鎌を使った爽快なアクションはやりごたえ抜群です。
世界観としては「魔界村」が3Dになって、更にド派手になったような印象です。
ダンテの神曲が、現代になってこういった形で拝めるとは驚きでした。
基本的に主人公を強化、技を追加しながら地獄の底へと潜り恋人を救い出すのですが、
アクション部分は分かりやすく言うと「ゴッドオブウォー」にかなり似ています。
良く言えば安定していますが、悪く言えば「何処かで見たなぁ」という感じ。
「強くてニューゲーム」もしっかりと搭載されており、Classic、Zealot、Hellish、
最高難易度のInfernalと難易度も四段階用意されていて、複数回プレイには向いて
いるかと思います。ここら辺は和ゲーマーもしっかり意識されていて良い感じかと。
ただ、難易度は実績に絡んできません。また敵を倒す際にも「許す」か「罰す」かで、
ダンテの属性も変化していくのも面白い所。これは因みに実績に絡んできます。
ただ個人的に気になったマイナス面としては、「プレイ時間が短い」と言う事と、
「落下での即死が多い」と言う事です。この二つのせいで、爽快感や充実感が
抑制されていることは間違いありません。プレイ時間は皆さんかなり気になる
所だとは思いますが、一週目、ムービー込みでも6時間程度しかかかりませんでした。
非常に手のかかっている作品ですし、もう少し長くプレイしていたかったなぁというのが
正直な所です。また落下死ですが、ポイントやコツを掴めば良いものの、
落下死するとそれまで貯めた収集アイテム等がリセットされる仕様になっているのが
個人的には謎です。体験版でもありましたが、いきなり地面が崩れるので初見だときつく、
地獄の不条理さを垣間見れるようになっています。。
その点と、最高難易度をクリアしても実績に全く絡んでこない部分を踏まえて、
★-1させて頂きました。DMC5で実績1000を取ったようなコアなアクションゲーマーには
やや物足りない感があるのは否めないと思います。
超名作とまではいかないものの、良作、といった感じでした。
「DEAD SPACE2」が、恐怖よりもアクションメインになる作品らしいので、
そちらもファンの方は是非是非チェックしてみてください。