イングヴェイがこの画期的なアルバムを出してからもう7年近く経つが残念ながら音楽シーンは彼の偉業を評価しないようなつまらない音楽だけが幅を利かす状況になってしまった。今のロックをロックと感じてる若い世代には彼の凄さがおそらく伝わらないと思う。イングヴェイは間違いなく歴史に残るギタリストであり彼の曲も名曲として残るだろう。今はロックにとって厳しい時代だが、またいずれ彼やヴァンヘイレンのような救世主が突然現れてくれると信じたいが。
そんな希有な天才ギタリストがクラシックを演るとこうなるというのがこのアルバム。もともとハードロックはクラシックのエッセンスがかなり取り入れられていたが、ここまで徹底的に真剣にやったのは多分最初で最後ではないかと思う。いまはやりのコラボレーション的な企画ものではない。イングヴェイがオーケストラのために作ったコンチェルトにソリストとしてストラトで演奏してる本格的な純クラシック風ロックアルバム。フレーズが全く違和感なくオーケストラと調和してます。それまでいくつもあったオーケストラとの競演モノが全てが子供だましに思えてくる。こういう作品が正当に評価される時代になってほしいもんです。