とにかくラストシーンが有名な映画です。
ソフィア・ローレンがめっさ綺麗だし・・・。でも『ベン・ハー』を5歳の時に見て映画の世界にはまった私としては文句が言いたい点がかなり・・・。
音楽はミクロス・ローザだし、俳優陣が豪華!のわりにはカメラワークがイマイチ。とにかく編集が上手くない。時の経過が分かりにくいので、えー!あれから何年たってるの!?と何回か見直したりした。あと、時代考証も荒削りな感じがする。中途半端なゴシックという感じ。
監督が違うから本当は比べたら失礼かもしれないけれど、『ベン・ハー』は台詞に語らせないでカメラワークで語らせるところがあって、人間ドラマとして感動したけれど、『エル・シド』はとにかく正面玄関ズドーンって感じで、ドキュメンタリーの如く淡々と一人の男の人生を描いていた。
中世なんだからもっと暗さを画面にだしたほうが良かったのにと思う。特に中世スペインの血生臭い、国と国の勢力争いや兄弟同士が国王の座を巡って殺しあうという映画の割には、民衆の悲壮感みたいなのが今ひとつ出ていないのがもったいない。
仕様も、特典が予告編のみなのが悲しい。話は結構面白いので、それを潰す諸要素がますます恨めしいという映画。だから3点。