ジェニファー・ロペス主演/製作。サルサ歌手エクトル・ラボー(演ずるはマーク・アンソニー)を描いたシリアスな音楽伝記映画です。
日本では一部を除いてはまだなじみのないウィリー・コロンや、彼等の所属した当時のファニア・オールスターズの様子が良く分かります。ニューヨークサルサの入門編として良く出来ていると思いますが、私のような脳天気サルサ映画を期待する方には少し痛い作品かも知れません。現役のNYラテンミュージシャンが出演して厚みを持たせてはいるものの、(やむを得ないのかも知れませんが)音楽もダンスも細切れでなかなかノルことができません。メイン1曲でも良いからフルバージョン演奏を入れてくれればもっと楽しめたのにと思いました(特典映像でも良いから!)。80年代後半にはプエルトリコでもサルサの人気は下火になりメレンゲが人気上昇中という表現がこの映画の中にありましたが、認めたくないけれどそういうことの表現にはリアリティがありますね。ジェニファー・ロペスは相変わらずきれいです。