私は、マリー、エリー、リリーのアトリエはたくさんプレイしました。
今でも大好きなゲームです。
こちらのレビューを読んで頭に入れていましたが、
一周するのに時間がとても必要です。
今発売されている乙女ゲームでここまでボリュームがあるものは滅多に存在しないと思います。
そのボリュームの中身は基本的に主人公のメリーが恋愛する男性キャラクター+町の人々の依頼を進めていくものなので、
依頼の度に使用する調合の出来に寂しさを感じないといったら、嘘になるかなと。
否定的になってしまうのはアトリエは調合・町を出て採取を中心に作られてきたゲームゆえに、
エリクローネのアトリエはノベル形式なので、そういった自由度が失われていると、
今までアトリエシリーズで親しんできた人たちにはどうしても譲れないところがあるのかも知れません。
けれど、乙女ゲーム用にカスタマイズされていることが前提なので、私はプレイしていくうちに気にもとめなくなりました。
何よりエリクローネのアトリエはザールブルクの世界を継承していました。
プレイするまえは、アトリエの真似事をしているだけなんじゃないかって邪推していましたが(苦笑)、
祖母のような心をもった錬金術師になりたいと奮闘するメリーと、妖精さんのポポットは抱きしめてあげたいくらい可愛らしく、
恋愛していく個性ある魅力的なキャラクターたち、エルクローネで暮らす町の人々も今までのアトリエシリーズの住人たちと遜色ありません。
台詞ひとつとっても同じです。いきいきしています。
慣れてしまうと冗長になりがちですが、依頼をこなしていくエピソードをはじめ、
メリーとポポットの錬金術に関する本筋。男性キャラクターたちとの個別ルート。
攻略キャラクターたちとの恋は初々しい仕上がり。
(甘さは薄めですが、私は充分満足しました☆いたずらに雰囲気を壊してもらいたくなかったので。)
男性キャラクターたちは何かしまいこんでいる事情、心に負っているものがあって、
その過程で信頼から恋愛感情へ育っていく様子や
根っこからもとずく設定も表面だけではなく丁寧に描かれています。
そして、息吹を感じるくらい、物語があったかい。。
人の温かさ、繋がりが大切な宝物のように扱われています。
ここまで体温を、心に触れることができる乙女ゲームは、きっとないと、伝えたいです。
ここは欲しかったと抜け落ちている部分、(イベントでの回想モードが入っていないのはショックでした。)
客観にみて、あともうひと工夫と考えられる要素があるので、☆4つ。
プレイした面白さだけで、アトリエシリーズに想い入れが残る私の気持ちだけで答えるならば、☆5つ。
(私は、ADVが特にのめり込みやすいのでその影響も多分に含みます。)
予約しなかった、自分の直感が恨めしくなるくらい、私はこのアトリエも大好きになりました。