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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
パワー・インテグリティも独自の切り口で解説,
By らー - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エリック・ボガティン 高速デジタル信号の伝送技術 シグナルインテグリティ入門 (単行本(ソフトカバー))
Eric Bogatinはシグナル・インテグリティ分野で非常に有名なコンサルタントで、近頃は技術セミナを中心に活動している。この本はシグナル・インテグリティの解説書として2004年に出版された"Signal Integrity - Simplified"の第2版(2009年)を翻訳したもの。第2版の原題は"Signal and Power Integrity - Simplified"であり、表題からもわかるように、最近話題のパワー・インテグリティの章が追加されている(Sパラメータの章も追加)。パワー・インテグリティについて書かれた第13章だけでも読む価値があると思う。また、Bogatin氏の独特な視点は、他の本でシグナル・インテグリティを勉強された方にも「目からウロコ」に違いない。原題のsimplifiedが示すとおり、この本の特長はシグナル・インテグリティ(SI)とパワー・インテグリティ(PI)を非常に解り易く解説している点だ。問題の本質をひとつひとつステップを踏んで解説するので理解しやすい。もうひとつの特長は数式が少ない点だ。もちろん必要な数式は出てくるが、その導出ではなく、数式の意味するところや活用に重点が置かれている。アカデミック志向の方には不満かもしれないが、現場のエンジニアに必要な「視点」をつかみ取ることができる。 PIの話題で印象的だったのは、高速な電流変化はパッケージから出ることができない、という点だ。Bogatin氏はこれをパッケージ・バリヤと呼ぶ。LSI自体が持つキャパシタンスとパッケージのインダクタンスによってLPFが形成されるためだ。このような解説は他所で見た記憶がない。別の例は、ターゲット・インピーダンスを求める式についての解説である。式自体は他所でもよく見るが、式の各項の意味とその限界について解説したのはさすがである。 なお、この本で唯一残念なのは価格である。原著自体が比較的高価なので仕方ないが、1万円を切る価格、できれば8,000円程度にしてもらえると買いやすくなるのではないかと思う。とはいえ、Bogatin氏がUSで開催するセミナは2日間で20万円近くするので、それに比べれば14,000円はバーゲンということになるのかもしれない。日本語でもあるし。しかも、監訳をはじめ訳者の方々はSI分野での超エキスパートばかりであるのも心強い。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
とてもいいです,
By DVD貧乏 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エリック・ボガティン 高速デジタル信号の伝送技術 シグナルインテグリティ入門 (単行本(ソフトカバー))
高速デジタル伝送の本は何冊か見ていますが、この本は非常にわかりやすいです。他の本では、たった一言で片付けられている言葉が、この本では数ページにわたって説明されており、これまで「そういうものだ」と単純に覚えていた事の理由がわかって、なるほどなるほどと感心させられます。 説明が数式主体にならないのも、入門書としては良いと思います。 ただ一つ残念なのが、説明や数式中の長さの単位が基本的に、インチ系になってしまっていることです。 訳者の方がミリ系の数式を合わせて記載してくれている箇所もありますが、ミリ系の数式が併記されていない箇所があったり、説明の自体がインチ系主体なので、ちょっと解りにくくなってしまっています。 見慣れない式だなあと思っても、ちょっと考えて見直すと、知ってる式だったりっていうのが多かったです。 そこだけで星一つマイナスさせていただきましたが、その他内容的にはとても良い本だと思います。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
値段高く翻訳がちょっとひどい,
By
レビュー対象商品: エリック・ボガティン 高速デジタル信号の伝送技術 シグナルインテグリティ入門 (単行本(ソフトカバー))
原書の方はkindle storeでダウンロード購入できます。(ハードカバーはモノクロ。キンドル版はカラーです。) それでも本書は日本語なのでよりわかりやすいと期待していました。 ところが。。。 日本語として、どう見てもおかしな箇所が多数散見されます。 まるで「機械翻訳(google翻訳)」と大差ないようにすら感じられます。 洋書版はハードカバーなのに、こちらはソフトカバーでモノクロ、 とても14,000円以上も出して買うことを正直お勧めするのが心苦しい。 残念ながら。 内容は非常に丁寧に基礎から書かれておる点、数式が少なく定性的に 電気現象を捉えようとしているのは好感が持てますが、英語版との ギャップがいかんせん、大きすぎます。 とても残念でした。
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