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エリゼ宮の食卓―その饗宴と美食外交
 
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エリゼ宮の食卓―その饗宴と美食外交 [単行本]

西川 恵
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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第19回(1997年) サントリー学芸賞・社会・風俗部門受賞

内容(「BOOK」データベースより)

フランス大統領官邸で繰り広げられた華麗なる饗宴の数々。そのメニューから仏政府の外交戦略と政治意図を解明!在仏7年の著者が、関係者に綿密な取材を重ね、世界に誇る料理とワインで展開する食卓外交の全てを明らかにする、外交官・政界人からワイン通まで必読の一冊。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 新潮社 (1996/08)
  • ISBN-10: 4104133019
  • ISBN-13: 978-4104133017
  • 発売日: 1996/08
  • 商品の寸法: 20.2 x 15.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:文庫
フランスの外交にこんなにもワインが重要な役割を果たしていたのかとハットする知的好奇心をそそる。宇野首相は当時のフランス政府からも短命だと思われていたのかその程度のワインしか提供されなかった、、、、などなど今まで私の中ではワインと外交とは別のメトリックスであったが、こういう切り口で示されると政治オンチの私でも、ついつい国際外交の歴史を思い出しつつ豪華なメニューと相俟って引き込まれてしまい、あっという間に読破してしまった。まだまだフランスワインについての知識が浅い私にとっては、この本を通じて逆にあの晩餐会に出された最高のワインあるいは政治的にあまり重要でないからとみくびられて出されたそこそこのワインというのをぜひぜひ試したくなってしまう。私は外交のツー!!ルとしてのワインといういうよりは、タイトルのエリゼ宮でどんな料理とワインが出されるのかという短絡的な好奇心からこの本を手にとってみたが、予想外に奥が深かった。新聞記者としてフランスに駐在されていたという西川さんという方のものすごい好奇心とここまでのデータを入手された忍耐と努力にも脱帽! この本は手元において読み返しながらその最高のワインを味わいながらエリゼ宮の饗宴を思い描きたいと思うワイン大好き好奇心の塊の方にはぜひお薦めしたい1冊。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
難しい題名がついていますが、内容は国賓を迎えるにあたってフランスがどういう食事でもてなし、その料理・ワインにはどういう意味があるのかという本です。
ある程度グルメな人でないと、読んでいてわかりづらいところがありますが(料理名、ワインの銘柄、その組み合わせなど)、社会人としては知っておいて損はないので、これを気に勉強しては?
著者が当然日本人なので、日本の首相・皇室がどのようなもてなしを受けたかについて詳細に説明があり面白さを引き立ててくれます。
個人的には、政治というよりも食に興味のある人のほうが楽しめるのでは♪
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By drkk
形式:文庫
古くから様々な国と隣接し、時には戦い、時には支配されるといった歴史を持つヨーロッパにあって、外交はまさに命懸けであろう。その外交のクライマックスとして、フランスの威信をかけ、フランス料理とワインが登場する。本書では、その料理やワインの”差”で、フランスの政治的立場や意見を示す様子が、実際のレシピを通して語られる。また、政治的には冷徹なまでにワインに差をつけるエリゼ宮(料理もワインも最終的には大統領が決定するらしい)であるが、首脳同士の個人的な付き合いは、別の話の様である。この本には、いくつかの事例が登場するが、暖かな心のこもった交流、クールな交流、嫌味や挑発など、実に人間的な側面が、外交にはあるようだ。政治の極致が食卓であるなら、外交の極致は食卓での人間同士の交流ではなかろうか。

また、この本には、大統領以下、おもてなしの様々なプロが登場する。彼らが一つの饗宴に向かって腕をふるい、一点に収斂する様子は圧感である。
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