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エラリー・クイーン論
 
 

エラリー・クイーン論 [単行本]

飯城 勇三
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

読者への挑戦、トリック、ロジック、ダイイング・メッセージ、そして“後期クイーン問題”について論じた気鋭のクイーン論集にして本格ミステリ評論集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

飯城 勇三
1959年宮城県生まれ。東京理科大学卒。エラリー・クイーン研究家にしてエラリー・クイーン・ファンクラブ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 397ページ
  • 出版社: 論創社 (2010/09)
  • ISBN-10: 4846010570
  • ISBN-13: 978-4846010577
  • 発売日: 2010/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 著者は、推理小説で追及されるべきテーマについて「意外な推理」と「意外な真相」を峻別し、クィーンの作品における論理を解明することで、ポーを創始者とする「意外な推理」の物語の正統に位置づける。
 しかし、その結果、浮き彫りにされるのは推理小説史全体におけるクィーンの特異性である。
「意外な真相」は作家と読者の双方にとってあまりにも魅力的であり、ポー自身がその呪縛から逃れ得なかったばかりか、後の作家の多くがその創造に凌ぎを削り続けてきた。
 その中にあって「意外な推理」の追及者たるクィーンは孤高な輝きを放ち続けているわけである。さらに著者はその視点から、いわゆる「後期クィーン問題」に対しても明快な解決をもたらしている。
 今後のクィーン研究のみならず、推理小説全体の歴史的検討にも一石を投じるであろう刺激的な一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この事柄は一応エラリー好きな
これからこの本を読む人にとっては
野暮な質問に聞こえるかもしれませんが、
一応聞いておきます。

全部の作品を読みましたか?
もし、全部の作品を読んでいないのならば
この本はまだ読んじゃいけませんよ。
なぜならばこの本にはしっかりと犯人まで
ネタバレがされてしまっているからです。
それでも大丈夫な人はあえて止めません。

それと頻出される作家として
対比の意味合いでアガサ・クリスティーとカーの作品、
そしてプロトタイプでポーの作品も
出てきているので有名作品も
ある程度押さえておいたほうが◎です。

この作品のメインは
国名シリーズです。
そう、読者への挑戦の
ひとつの作品がほぼメインを取っていると
言っても過言ではないでしょう。

その作品には
国名シリーズの法則を
破る要素があるのです。
それを解説しているのですが、
そのボリュームに読者は
圧倒されるに違いありません。

それとエラリーの作品は
なぜ面白いかについても
言及されており、
それだけ、この作家がすごいことが
よくわかることでしょう。

いたってまじめな本なので
好きな人以外は薦めません。
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