他のファンタジー映画でもドラゴンは登場するが、
やはりここまでドラゴンを中心に活躍させる映画は少ないだろう。
そう言う意味で貴重なファンタジー映画となっている。
自分だけのドラゴンに乗り運命を共にして闘うドラゴンライダーという映像も滅多に見れないし、
ここまで感情表情が豊かなドラゴンはまず他の映画ではあり得ない。
そしてその空中戦の迫力は今までの映画にはない映像。
特に闇の魔術師ダーザとその魔物と闘う時の空中戦の迫力は必見。
スピード、機敏さ、そして噴炎と言い迫力満点。
また魔法を使える謎の老剣士ブロムやドラゴンライダーの魔法も、
やはりファンタジーファンとしては嬉しい限り。
DVD特典映像では、
本編とカットされた場面を監督の解説付きで見られるため、+αで楽しめる。
カットされた場面の例としては
肉屋の娘とその娘との微妙な関係
従兄弟ローランの旅立ちの秘密
ドラゴンキラーを無断で振る舞う謎の弓使いマータグとエラゴンの不信感
反乱軍ヴァーデンでの心を読める双子の審査
反乱軍ヴァーデンでねだられるドラゴンライダーの祝福の魔法
などカットしなければストーリーに深みが増すのにと思う。
ストーリーとしては短い時間と予算内に収めるためだろうが
展開が早すぎ、場面場面の描写に緻密さが不足し、ありきたりで単調になってしまっているが、
ドラゴンとそのライダーが主役のファンタジーとして、
ファンタジーファンであればとても楽しめる映像が満載の映画である。
本第一作では、結局裏切りの王ガルバトリックスとそのドラゴンとの戦いはないが、
エラゴンのドラゴン サフィラを数倍上回るドラゴンの迫力に、
次回以降のより迫力を増すであろうドラゴン同士の戦いが非常に楽しみである。