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エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために
 
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エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために [単行本]

ドナルド・A. ノーマン , 岡本 明 , 安村 通晃 , 伊賀 聡一郎 , 上野 晶子
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,045 通常配送無料 詳細
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商品の説明

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エモーショナル・デザイン
認知心理学者で「誰のためのデザイン?」などの著書がある、D.A.ノーマンの近著。本書では、「人間の認知と情動を科学的に理解することが製品のデザインにどのような影響を与えるか」というテーマを中心に据えている。

魅力的に感じるデザインとは何かを、人間の脳の働きにより、本能、行動、内省の3つの観点から分析し、それがモノ作りを通じてデザインに反映されたとき、どのような効果や影響があるかについて検討する。

またプロダクトではなく、映画やゲームなどの娯楽、信用とデザイン、ロボットの未来など、幅広い分野に言及する。

著者はデザインにおける認知心理学研究の第一人者であり、本書もデザインに携わる者ならば必読の一冊と言える。


(日経デザイン 2004/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、人間の認知と情動を科学的に理解することが製品のデザインにどのような影響を与えるか、という著者の研究の成果を書いたものである。

内容(「MARC」データベースより)

使い易いだけではデザインじゃない! ハッピーな気持ちにしてくれるか、自慢したくなるか、物語があるか。感情をもつデザインとは。奇想天外な実例や膝を打つようなアイデアを繰り出し発見に満ちたデザインの未来世界へ誘う。

出版社からのコメント

◆魅惑的なものの方がうまくいく!◆ 楽しませてくれなければデザインじゃない! ロングセラー『誰のためのデザイン?』のノーマンが発想を一八〇度転換して、デザインの思想に新たな次元を切り開いた話題作です。デザインは使いやすいことが第一、しかし身近な道具や機器が、見るたび、使うたびに笑わせてくれたり、不満を訴えてくれたりしたら、生活はどんなに豊かになるでしょう。ではエモーショナル・デザイン、感情をもつデザインとはどんなデザインか。ノーマンは奇想天外な実例や思わず膝を打つようなアイデアを次々に繰り出して、私たちを夢と発見に満ちたデザインの未来世界に連れ出してくれます。図版多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岡本 明
慶応義塾大学工学部電気工学科卒。工学博士、社会福祉士。(株)リコー勤務を経て、筑波技術短期大学障害者高等教育センター教授。認知工学、障害のある人のための情報機器に関心をもつ。誰もが参加できる社会づくりに貢献したいと考えている。ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会、日本認知科学会、日本生態心理学会、日本リハビリテーション工学協会、ACMほかに所属

安村 通晃
東京大学理学系大学院博士課程満期退学。(株)日立製作所中央研究所勤務を経て、慶応義塾大学環境情報学部教授。理学博士。実世界指向インタフェース、障害者支援、ユビキタスコンピューティングなどに関心をもつ。ヒューマンインタフェース学会、日本ソフトウェア科学会、情報処理学会、日本認知科学会、日本教育工学会、ACMに所属

伊賀 聡一郎
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。(株)リコー研究開発本部勤務。インタラクティブシステム、インタラクティブアートなどに興味をもつ。情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会、ACM他に所属

上野 晶子
お茶の水女子大学人間文化研究科発達社会科学専攻博士前期課程修了。人文科学修士。健康心理学会、小児保健学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

プロローグより
「・・・・・・1980年代に『誰のためのデザイン?』を書いていたとき、私は情動を考慮に入れていなかった。悪いデザインに対して怒っていたというのに、すべては論理的で、冷静なやり方で、役に立つこと、使いやすいこと、機能、形態などに取り組んでいた。だが今、私は考えを変えた。なぜか。科学の進歩によって、脳に対する理解、情動と認知がいかに緊密に絡み合っているかについての理解が進んだ事もその一因である。我々科学者はいまや、情動が日常生活においていかに大切か、いかに価値あるものかを理解している。たしかに、役に立つことや使いやすいことも重要だ。しかし、おもしろさと楽しみ、喜びと興奮、そしてそう、不安と怒り、恐れと激怒がなければ、人生は完全とは言えないだろう。」
「情動に加えて、もう一つのポイントがある。芸術性、魅力、美しさである。私が『誰のためのデザイン?』を書いたとき、芸術性や情動を見下すという意図はなかった。美しさや機能と並んで、使いやすさというものをデザインの正当な地位に引き上げたいと思っていただけなのである。美にかんする話題はどこにでもあると思ったので、それについては触れなかった。その結果、デザイナーからはもっともな批判を浴びたのである。「もしノーマンの処方箋に従えば、デザインはみんな使いやすいものになるかもしれないが、見かけはひどいだろう」
 使いやすいが、見てくれが悪い。これは手厳しい判定だ。残念ながらこの批判は正しい。使いやすいデザインが使っても楽しいとは限らない。そして、三つの紅茶ポットの話が示すように、魅力的なデザインのものが一番効率的だともいえない。だが、これらの特性は必然的に矛盾するのだろうか。美しさと知、楽しみと使いやすさは共存できないのだろうか。」
「・・・・・・我々認知科学者はいまや、情動が人生から切り離せないものであり、人がどう感じるか、どう行動するか、どう考えるかに影響を与えるということを理解している。実際、情動は人を賢くする。これは私の現在の研究で得た知見である。情動なしでは人の判断力は損なわれるだろう。情動は常に判断を下している。ここには危険が潜んでいそうだ、あちらは快適だろう、これは良い、あれは良くないなどと、世界についての直接的な情報を与えているのである。情動が働く方法のひとつは、特定の脳の中止を浸していて知覚、意志決定、行動を制御する神経伝達物質を通してである。これらの神経伝達物質が思考のパラメーターを変化させるのである。」
「驚くべきことに、いまや、美的に魅力的なものだと仕事がうまくできる、という証拠が得られているのである。これから示すように、人を心地よくさせる製品やシステムは使いやすいし、より調和のとれた結果を生みだす。車を洗って磨いたら気持ち良く運転できるだろう。風呂に入り、清潔でおしゃれなものを着ると、気持ちが良いだろう。すばらしい、バランスの良い、美的にも魅力的な園芸用具、木工用具、テニスラケット、スキー板を使えば、いつもよりずっとうまくやれるではないか。」
「・・・・・・認知は人を取り囲む世界を解釈し、理解する。一方、情動はそれについての迅速な判断ができるようにする。通常、人は状況に対して、認知的に評価する前に情動で反応する。理解することよりも生き残ることがずっと大切だからである。しかしときには認知が先に立つことがある。人間の心の力のひとつは、夢見ること、想像すること、将来の計画を立てることである。心のこの創造的な飛翔力のおかげで、思考と認知は情動を解き放ち、次にはそれ自身を変化させるのである。これがどのように行なわれるかを説明するために、感情と情動の科学へと進みたい」
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