魅力的に感じるデザインとは何かを、人間の脳の働きにより、本能、行動、内省の3つの観点から分析し、それがモノ作りを通じてデザインに反映されたとき、どのような効果や影響があるかについて検討する。
またプロダクトではなく、映画やゲームなどの娯楽、信用とデザイン、ロボットの未来など、幅広い分野に言及する。
著者はデザインにおける認知心理学研究の第一人者であり、本書もデザインに携わる者ならば必読の一冊と言える。
(日経デザイン 2004/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
情動の不思議さ,
By palemoon (横浜) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために (単行本)
「誰のためのデザイン?」の、後日談的な一冊。「誰のためのデザイン?」では、 この本では、単なる使い易さを超えて、 この辺りの分野の研究が、それほど進んでいないせいか、
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
もう少し「情動」に深みを持たせて欲しい,
By Zezmer (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために (単行本)
インダストリアル・デザインの世界でエモーションがキーワードになって既に何年か過ぎたが、この本もそれに一役買っていることは間違いないだろう。前半の「情動」に関する文章はとても興味深く読めたが、引用されているエモーショナルなプロダクトが、あまりにもベタな感じがして、日本人には(?)少し違和感があるのではないだろうか。 日本語版では、サブタイトルが「微笑を誘うモノたちのために」とされているが、エモーショナル・デザインが指す情動は、そのような分かりやすいものだけではなく、柳宗理や深澤直人などに代表されるデザイナーたちが実践してきた、「他のものに比べて何が良いのか言葉にすることはできないのだけれど、何となく(というか絶対)こっちの方がいい」と言わせる感情であるべきだと思う。 読んで損はないと思うけれど、「誰のためのデザイン?」ほどのインパクトがない。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
デザインと本能,
By 山脇 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために (単行本)
蓼食う虫も好き好きか。デザインの本質と、人間の思考について考えてしまう。どこまでが個人的嗜好でどこからが本質なのか。 本質だけでデザインは完成するのか。ひとつずつトライ&エラーを繰り返すしかないのか。
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