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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
やっぱりこの作品に出てくる人々が好きなので・・・,
By 空太 (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エマ (7) (Beam comix) (コミック)
最初、これが最終巻だと知ったときはとてもショックでした。
話の流れ的にもっとこれから先もエマとウィリアム、そのほかの人々のことを細かく丁寧に描いていってくれると勝手ながら思っていましたので。 いつもと違い全体的に流れがはやく、駆け足な印象を受けました。 ここをもっとああしてほしかった、こうしてほしかったと言い出したら切りはありませんが、何はともあれこの物語はピリオドが打たれたんだなと。(外伝はまだありますが) けれど、彼らが大変なのはこれからで、最後のエマとウィリアム二人が微笑み合ったところは、これからのことを想起させ、これまでのことなど含めて感慨ひとしおといった感じでした。 外伝も楽しみにしています。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画をみているようだった!,
By
レビュー対象商品: エマ (7) (Beam comix) (コミック)
清純派時代ロマンスの傑作。
ビクトリア朝英国、メイド、純愛、複雑に絡んだ人間模様・・・。 今「ヒット」を飛ばせる要素がたくさん詰まっている良作デス。 全巻とおして、ジェームズ・アイボリーばりの重厚な映画 をみているようでした。じーんと染み渡る場面(いわゆる見せ場) もたくさんあって、単純な恋愛話に終わらせないドラマチックさも感じます。 “ウィリアムがエマを抱きしめる”シーンはどのシチュエーションでも 恋の激しさを物語りますね。普段はあまり大きな感情を表に出さない 二人だからこそ(当時の英国気質もあるかも)、「恋に落ちてしまった」切なさと、 「愛することの強さ」を証明しているようにさえもみえます。 久々にこころが温まりました。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
このラストだからこそ。,
By 祭 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エマ (7) (Beam comix) (コミック)
エマという物語は、実に丁寧な造りになっていると思う。
さりげなく混ぜ込まれた、名も無き人々のエピソードの全てが、 主人公であるエマ達の物語と対比構造を無し、ヴィクトリア朝という 時代を浮き彫りにする役目を担っている。 ウィリアムが落とした帽子をひろった少女のエピソードなどは、 その最たる物だろう。彼女はふたつめの帽子を探し求めるが、 そんな偶然は起こらない。 あれはおとぎ話のような、偶然の出会いなのだ。 それが「おとぎ話」であるほどに、ジェントリと一般市民の間には 隔たりがあったということなのだと私は思う。 だからこそ、あのラストが生きてくる。 あのラストだからこそ、おそらくあの時代にはとてつもなく 難しかったであろう二人の恋愛を、「おとぎ話」ではなく、 「リアル」に落とし込む事を可能にしたのではないだろうか。 と、長々と書いてみたが、平たく書けば、余韻と予感が入り交じった、 素敵な最終巻だったと思う。大好きだ。 届けられた帽子に対するウィリアムの対応、少女の反応には、 ふたつのイギリスが交わる未来を予感させられる。 連載中という番外編で、どんなドラマが見られるのかが楽しみだ。
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