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エプソン―「挑戦」と「共生」の遺伝子
 
 

エプソン―「挑戦」と「共生」の遺伝子 [単行本]

加藤 良平
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

日経BP企画

エプソン
 セイコー・グループの腕時計工場から一大プリンターメーカーへと躍進したセイコーエプソン。本書はその成長の軌跡を、エプソンという企業に受け継がれてきた“遺伝子”から探る。主人公となるのは、エプソンで長くプリンター事業を手掛けた土橋光廣氏。立ち上げ期から成長期までの土橋氏の動きを時系列で追いかける。

 エプソンの前身である諏訪精工舎の転機となったのは1964年の東京オリンピック。世界で初めて、クオーツ技術を使った計時システムを受注するとともに、計時結果を自動的に出力する装置を実用化した。これが、クオーツ腕時計とプリンターへと発展していった。土橋氏は最初に商品化したプリンター「EP-101」の「息子たちをどんどん送り出していこう」という思いで、「EPSON」というブランド名をつけた。国内で事業を拡大する一方、米国、欧州、アジアなど海外展開にも早くから取り組んだ。

 著者は、エプソンにはエネルギッシュでどんどん突っ走る「挑戦」の文化と同時に、自社だけが栄えるのではなく、顧客、地域、国、地球と「共生」するという考え方が浸透していると分析する。挑戦と共生が矛盾なく、高レベルで両立していることがエプソンの成長につながったと結論づけている。


(日経ビジネス 2004/08/02 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

東海道新幹線開通やカラーテレビ普及の大きな原動力となり、その後の高度経済成長の幕開けともなった、1964年の東京オリンピック。これはエプソンにとっても、大きな飛躍のきっかけだった。世界初のクオーツ技術を用いた計時システムを受注するとともに、計時結果を自動印刷する装置を実用化したのである。前者はクオーツ腕時計へ、後者は小型プリンタへとつながっていく。本書は、当時を知る人々が語るエピソードを元にその足跡を追い、現在も発展を続けるエプソンの遺伝子や企業文化を浮き彫りにしたものである。  

登録情報

  • 単行本: 206ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2004/07)
  • ISBN-10: 4408105988
  • ISBN-13: 978-4408105987
  • 発売日: 2004/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 276,727位 (本のベストセラーを見る)
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By 一郎
形式:単行本
 この著者の本では前作のソニー編も読んだ。前回の本では、単にソニーの元従業員をインタビューし、昔はよかったという思い出話にふける内容だった。インタビューの対象者の選定が、著者の元同僚や元上司に限定されいたことからそれは仕方ないだろう。

 今回は対象企業が変わったことで新しい側面は感じられた。ただし、やはりインタビュー記事の領域を脱していないのが残念だった。テレビのプロジェクトX的に、ソニー、エプソンの過去を追うという趣旨はわかるのだが、書籍の持つ役割というものを根本的にもっと理解してほしかった。

 つまり本の場合は書き手であるその著書だからこそできるというオリジナリティが必要だ。残念ながら二冊ともに著者のオリジナリティが全く存在していない。誰が調査しても同じであるような内容では、読み手としては物足りないし、この著者でなくてもいいということになる。

 しかも一つ思うことは、この本のタイトルに「ソニー」とか「エプソン」という企業名が無くても作品として成り立つかどうかである。前作の「ソニーの・・・」はタイトルに「ソニー」が無ければ何の本かわからなかった。それに比べれば今回の本はまだましであるが、やはり「だからどうなんだ」と問いたくなる。

 たしかにインタビュー本は、協力してくれた先方に気を遣わざるをえないとは思うが、過去の人のヨイショやマスターベーションを書かれては、今後のビジネスの参考にしたいと思って本を買った身としてはつらい。 ご一考されたし。

 

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By N
形式:単行本
申し訳ないがエプソンの土橋光廣氏という方を存じませんでした。
1985年に西側企業100%として初めて中国に工場を持ったのがエプソンであったことも初めて知りました。

最近、中国脅威論が巷で喧伝されているが、1.労賃の安い工場、2.巨大な消費市場、3.企画やグローバル経営拠点、という3つの観点を80年代から明確に持っていたことには感心させられた。現在でも3番目の企画やグローバル経営拠点として中国を見つめる企業はほとんどないであろう。

土橋氏のようなリーダシップと明確な経営思想が企業にとっていかに大事か、ということである。
この本全体は東京オリンピック前後のプリンタ、クォーツの誕生から現在のエプソンに繋がる系譜をプロジェクトX的に書かれており、ベンチャースピリット溢れる物語としても楽しめる内容になっている。

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