☆5つが多かったので、ともかく読んだ。
この著者はそこまで自作のカブトムシの話にこだわっているのか?
執着することはよくないと本書で言っておきながら実にフシギな人だ。
著者には悪いがハッキリ言わせてもらう。
著者の職業執筆経験などからしてどういう具合か楽しみに読んだが☆3つが上限だ。
まず文章の表現力がかなり低い。
登場人物も欲張っていろんなタイプをちょこちょこただ出しまくった印象しかない。
ストーリーも視聴率の悪いドラマのようにダサい。
例えば:ある男が会社を辞めるシーンがある、その男がある女が作る英会話学校に雇うように頼むシーンがあるが、その展開がコテコテすぎて読む側が気恥ずかしくなった。本気かよ?って思った。今どきこんなのあり?
著者は執筆のプロだが創作小説のプロではない、ということだろうか。
話の内容は「いい話」だが、会話文体に表現の貧弱さが先に立ってしまう。
人生のヒント?!っぽいものが主題のようにされているが、「執着するな」とか「個性を大切に」とかどこにでもある聞き飽きたようなもの。
スクランブルな展開構成で読ませようとしたのかも知れないが、その展開もぜんぜん画期的ではない。
どうせ執着するなら「カブトムシの話の少年」をもっと広げた方が良かったと思う。
(ps:著者のカブトムシの話の単作品がある。が、なぜかアマゾンでは相当に評価が低い。
なのにモデルたちが帯を書き、タイトルをアーティスト名にしたらウケたのか?! 本書では急に☆5つが増大することがそもそも超フシギ。)
こんなので人生の感動を受けるならひろさちやさんでも読んでほしい。
まぁ高額ではないし、みなさんが読んで判断してみてください。
「個人的には」ぜんぜんお薦め作品ではないです。