様々なエフェクターの簡単な構成図から始まり、パラメータの意味、各パラメータの目安となる調整の仕方、各エフェクターを使うことでどの様な音の変化があるか、と言った事が簡潔に書かれており、エフェクターの入門書として最適な内容となっている。
技術的な解説の他にも、エフェクターの簡単な歴史なども織り交ぜられており、読み応えがあった。
また巻末には各オーディオソース毎の典型的なエフェクター設置例と解説が付けられており、全くの知識ゼロから読み始めた方でも、自分で様々なエフェクターをいじくりまわして自分の音を探す事が出来る様になるだろう。
本書は近年普及しているプラグイン型の解説も含まれている他、著者の趣味嗜好が反映されて特定のエフェクターに傾倒していると言った事が無い。
その為生楽器&ハードウェアエフェクターかそれとも完全にソフトウェア上かと言った事を問わず役立つだろう。
逆に既に使い方を知っていて、○○社の○○と言うエフェクターの音は〜と言った情報が欲しい方には全く向かないので注意。