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アンドリュー・ロイド・ウェバーが音楽を担当したミュージカル映画「エビータ」でマドンナが主演を熱演したのは記憶に新しいですが、あの中の女主人公について記された評伝です。
“エビータ”の伝記物は、甘くなることもありますがバーンズ氏は極めて冷静で感情に左右されることがありません。淡々と事実を書き記し、薄い本でありながら、か!なりの情報量を眠らせたお徳な1冊です。
携帯にも便利ですし、白黒ですがエバ・ペロンの生前の写真や生母、旅行中の写真も収まっています。お買い上げになっても決して損はしない1冊だと思います。訳文も大変いいと思いました、いささか硬い文章なのかもしれませんが評伝ですから普通なのではないかと思います。
ご本を読まれながら、ミュージカルのサンドラをかけて御覧になってはいかがでしょう? 読み終えた後、きっとアルゼンチンを身近に感じられるはずです。一人でも多くの方に、是非とも読んでいただきたいです。
自らの才能でのしあがった女性のストーリーは、野望と不屈の精神力もさることながらアルゼンチンだからこそ可能だった話だろう。まあ日本の政治とは比べ物にならないのは確か。これが実話でありしかもほんの何十年しかたっていないことが衝撃だった。打算ももちろんあったと思うけれど、エビータのペロンへの想いはどんなものなんだろう。彼女が本当にペロンを崇拝していたからこそ、周囲にも影響を与えることができたのだろうか。それとも彼女は自分自身に酔っていたのだろうか。そしてもし彼女がペロンを超えたいと思った時、歴史はどう動いたのだろうか。
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