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次に理論編では、EBPを診断、治療、評価に用いる際に必要となるアプローチごとに「何故、こんなやり方ですべきなのか?」を丁寧に解いている。忙しい臨床の場面では、半ば自動的に行ってる論文の吟味、系統的レビューやガイドラインの批判的チェックのプロセスが、それぞれどんな意味があるかを理解できる。
最後に実践編では、精神科でよくありそうな事例(実際に著者や著者が参加したカンファレンスで出たものが元になっている)を、紙上EBPしてみせている。
たとえば「TCAよりSSRIは副作用が少ないから第一選択にすべきか」「DSM-IV-TRの境界性人格障害ぽい患者が来たけど、自分の診断はどの程度あてにしていい?」といった問題を、快刀乱麻にやっつける。
EBPにこれまで縁遠かった人も、少しは分かっていた人も、目からウロコのツールである。
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