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エネルギー革命 メタンハイドレート (家族で読める family book series 003) (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)
 
 

エネルギー革命 メタンハイドレート (家族で読める family book series 003) (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説) [単行本(ソフトカバー)]

松本 良
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商品の説明

内容紹介

30年後、日本で起こるエネルギー革命

悲願の自国資源が実用化される日

石油から天然ガスへ、エネルギーの主役が転換する近未来、日本は沿海のメタンをパイプラインで引いて利用できる。21世紀の人類と地球環境に、大きなインパクトをもたらす「メタンハイドレート」の最新知見を徹底解説!

著者について

1947年生。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻教授。理学博士。日本におけるメタンハイドレート研究の第一人者

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 96ページ
  • 出版社: 飛鳥新社 (2009/5/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4870319284
  • ISBN-13: 978-4870319288
  • 発売日: 2009/5/28
  • 商品の寸法: 20.6 x 14.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 396,470位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ブロンドリーゼント トップ1000レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
Youtubeにて、株式会社独立総合研究所の自然科学部長である青山千春水産学博士の、日本海でのメタンハイドレート(以下MH)研究の動画を拝見し、以前からエネルギー安全保障のカギとして注目されているMHに興味が湧き、本書を手に取りました。

著者は日本海のMH研究第一人者、かつ上記博士と共に日本海で研究を続けている方で、石油利権に囚われない稀有な地質学者です。

本書の構成は
1、MHの性質(固体化した天然ガス)、生成と集積の仕方、これまでの研究結果
2、南海トラフや日本海東縁など採掘個所の特徴
3、過去6億年に5回起きた生物の大量絶滅とMHの関係性
4、MH開発に伴う環境的問題点とその対策(MH採取後の海底の不安定化、つまり地滑りの懸念とその対策)
5、今後のエネルギー開発に関する提言(国際協力、機密以外の情報開示)

となっています。

興味深かった主張を箇条書きします。
・世界第6位の広さの日本の排他的経済水域には、約6兆立方メートル(日本の年間天然ガス使用量の100年分以上に相当)ものMHが存在する可能性がある。

・現在日本の天然ガスの供給地は中東や東南アジアなので、輸送費を含むと「世界一高い天然ガス」となり国内需要も13%に留まっているが(石油は49%)、日本の海域にパイプライン網を整備し消費地まで直接送れるようにすれば輸送コストも大幅削減でき、国内利用が促進されるだろう。

・環境面についてはよく指摘されるメタンの温室効果よりも、MH採取で海底が不安定化→海底地滑り発生→津波発生の懸念が問題。
対策としては第1に開発海域の選定、第2にMHを取り出した海底の隙間に二酸化炭素を送り込み「二酸化炭素ハイドレート」を生成して不安定化を防ぐ方法がある。
後者はCO2削減にもつながり一石二鳥である。

・MHの技術は既存の天然ガス輸送にも「天然ガスのハイドレート化」により大きな恩恵をもたらす。
現在天然ガスはマイナス162度に冷却、液化して気体体積の600分の1に圧縮して運んでいるが、中東や東南アジアからの長旅の間この状態の維持するのにコストがかさむ。
そこで天然ガスをハイドレート化する。体積は170分の1になるので一回の輸送量は減るが、マイナス20度に維持すればいいので輸送中の温度管理が楽になり、またタンカーの設備にかかる負担は激減、輸送の安全性は格段に上がる。

要はMH開発が進めば経済的メリットが高い上に日本の利用資源の多様化、自主資源確保につながり、おまけに環境にも優しいということがわかります。

本書の内容はここまでです。

最後にこのレビューを見た方にYoutubeにて以下の動画を見る事をお勧めして終わります。

『田母神塾 メタンハイドレート』
『【青山千春】中国・韓国「海底資源確保」の最新動向』
『【青山繁晴】メタンハイドレート実用化が迫る自主憲法制定』

一連の動画を見ることで
・石油利権がMH開発を阻んでいること
・南海トラフでの採掘作業に比べ日本海沿岸の研究予算が極端に少ない事(なんと年間研究予算は1日の研究費用に満たないそうです。隣国と関係ありそう)
・韓国が日本海表記を東海に改めるよう要請してくる本当の理由、また不法占拠している竹島周辺で国を挙げて研究を進めていること(中国は沖ノ鳥島周辺)
・中国韓国は海軍の高性能ソナーで研究を進めていること(日本は自衛隊協力が得られないので民間漁船の魚群探知機…)
・未来のMH確保を前提とし他国からの強奪を考慮に入れた際の、自国を自国自身で守るための軍事体制の完備、ひいては憲法論議の必要性

など本書では語られないMH開発周辺の事情がわかります。
長文失礼しました。
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