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エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)
 
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エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書) [新書]

飯田 哲也
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

いま変わらなければ、いつ変わるのか? 自然エネルギーは実用可能であり、もはや原発に頼る必要はない。持続可能なエネルギー政策を考え、日本の針路を描く。

内容(「BOOK」データベースより)

いま変わらなければ、いつ変わるというのか?3・11のフクシマ以降、日本の原発・エネルギー政策の転換は不可避だ。人間社会のベースがいのちにある以上、もはや原発に頼ることはできない。なぜなら、自然エネルギーが十分に実用可能であり、もはや「必要悪」でさえない原発に頼る理由などないからだ。現在、自然エネルギーはうなりをあげて成長しており、農業革命、産業革命、IT革命に次ぐ「第4の革命」と評されている。本書では、原発事故に至った日本のエネルギー政策の過ちを検証し、あるべきエネルギー政策を地域から再考する。文明史的な変革にいどむために、備えておかなければならない知見をやさしく語った全国民必読の書。

登録情報

  • 新書: 233ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/12/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480066438
  • ISBN-13: 978-4480066435
  • 発売日: 2011/12/5
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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28 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
飯田哲也氏のしっかりした単著をずいぶん長いこと待っていたので、この本には期待をしていたが、その期待は裏切られなかった。自然エネルギー社会をこれからどうやって創っていくかという人類の課題に対して、技術面の考察、政治がそれをどう扱ってきたか、経済との関わり、反原発からはじまり経済的合理性に後押しされた爆発的な普及に至る流れまで、全てコンパクトにまとめていて大変勉強になる。文章も難しくない。白眉は、地域社会でそれを実現し、これからの日本社会の大きな道筋であろう"自治"と結びつけていくための方法についての記述に多くのページが割かれているところ。霞ヶ関や永田町との暗闘についても面白いし(ネガティブな意味で)、逆に後半はたいへん前向きな気持ちにさせられる。自然エネルギーについての世界の常識をひと通り把握し、自分たちの活動につなげていくのにとても良い本だった。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kchank
 著者はもともと原子力技術者でしたが、政府・電力会社・メーカー
が造り上げた原子力の幕藩体制に疑問を感じ、退職してスウェーデン
に留学、北欧の自然エネルギーについて学んだそうです。
 10年以上も前から、原発から自然エネルギーへの転換を提唱してきた
実践者でもあります。

 そんな著者が描く自然エネルギーの成長の歴史には、体験者としての
説得力があり、興味深く読むことができます。

 例えば、オイルショックやスリーマイル事故を契機にどのように
自然エネルギーが発展したかのマクロ的解説は、とても分かりやすい
です。

 北欧において市民や地域がエネルギーの転換に熱心に取り組み時間を
かけて制度を作り上げた記述には、日本の社会の未熟さを痛感させ
られます。

 また、3.11以前に、官僚組織や政権が電力会社と組んで原発一辺倒
の政策をとり続け、日本をエネルギー後進国にしてしまった経緯は
具体的でリアリティーがあります。

 一方で、自然エネルギーを産業として育ててゆく処方箋としては、
抽象的な記述が多く物足りなさを感じました。これが評価を四つ星
にした理由です。

 即ち、固定価格買取制度の効果と負担のバランスをどう考えるか、
風力・バイオマス開発の立地的障害をいかに取り除くか、デマンドコント
ロールの具体的施策などです。

 原発事故後も原子力幕藩体制が根強く残る日本。自然エネルギーを
本当に発展させるには、熱いマインドと緻密な施策が求められている
と感じました。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
なぜ、日本では、自然エネルギーの普及が進まないのか。
著者は最後の護送船団「電力9社独占体制」がその弊害であると指摘する。
枝野幸男経済産業大臣は、福島第一原発事故後の東電への税金投入に際し、
国有化を示唆しが、東電および米倉弘昌経団連会長は猛反発、
民営であることを維持すると表明している。

本書は、この東電利権がすべてにおいて邪魔していると指摘するのである。
政治家への影響力を持つためのカネ、官僚への影響力を持つための天下り、
国民を欺くための広告代理店を使った巨額のキャンペーンなど、
ありとあらゆる利権を守るための行動が行われているのである。
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