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この作品にはサスペンスの世界に欠かせない、
「密室」,「アリバイ」,「連続殺人」など、
探究心を刺激するキーワードが多く登場。
そして、地下迷宮や暗号の解読など、
日常生活では体験できないスパイのようなシチュエーションをも
盛り込み、私たちファミっ子を楽しませてくれた。
みる、しらべるなどの指示をだすのは
ボスであるプレイヤーで、部下のヤスがそれを実行する。
グラフィックをはじめ、行動がボスの視点で描かれているため、
ボスとプレイヤーとの体験が完全に一体化している。
はじめは、このシステムについて、
単に刑事ドラマのようにコンビを組んで捜査をする様子を
表現したかったのだと安易に思っていたのだが、
クライマックスではこのカラクリを使った理由を
知ることになり、なるほどとうなずく。
そう、堀井氏は早くから、
このシステムでしか成し得ない方法でAVGを表現していたのだ。
この作品は、フラグチェックされていないシーンがいくつかあり、
プレイの仕方によっては前後の話がつながらない事態も起こる。
また半導体が高価な時代に発表されたこともあり、
バッテリーバックアップがなく、
またパスワードによるゲームの途中記録すらできない。
そしてBGMもなく、グラフィックも寂しい。
なじみのあるスタイルではないが、それらは『ポートピア』の味。
このあたりの事情は堀井氏のファミコン版AVGの次作である、
『オホーツクへ消ゆ』への課題となったのではなかろうか。
堀井氏にはまた是非とも、このようなAVGを制作していただきたいと思う。
※AVG‥‥アドベンチャーゲーム
※評価5点は当時の衝撃を考慮してのもの。
話のネタがネタだけにいささか物騒な気もしますが(苦笑)、ファミコン世代に強烈なインパクトを残したのは間違いないようです。
今考えるとグラフィックは地味、音楽も地味ですが、言いようの無い恐怖感がそこにはありました。
1アクションごとにわくわくさせられていたのをなつかしく思います。
不朽の名作でしょう。
オススメ★★★★★ですが、もう買えないかもですね(苦笑)-Ryosuke.S-
地元、ということもありポートピア普及率は非常に高く、知人のファミコンユーザーが皆持っていた。スーパーマリオも買ったのではなく人にやらせてもらってばかりで、そんな自分宅にもあったゲーム、という存在です。
誰か一人が「ラストが分かった!」と言い出すと、大勢で「解き方教えて!」とその友人の家におしかけたりもしました。難易度は高めですが、例えば最初に本部で事情徴収ではなく、屋敷の家宅捜索から迷路へ、といった事が出来、「攻略本」の流れにとらわれることなく自由なコマンド選択が出来ます。
登場人物の行動、反応が面白く、「わしじゃない! わしはやってない!」「さあ!言え!言うんだ! ボカ!ガス!」など名セリフも多く盛り込まれ、発売から10年以上経った今でも遊べ、そして一度遊ぶと延々その魅力を語れるゲームです。
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